米人気ドラマ「ウォーキング・デッド」をめぐり、同作の企画・制作総指揮を務めたフランク・ダラボン監督が巨額の損害賠償請求をしていることが明らかになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。

 「ショーシャンクの空へ」や「グリーンマイル」で知られるダラボン監督は、ロバート・カークマンのグラフィックノベル「ウォーキングデッド」のテレビドラマ化を企画。脚本家チームを率いるショーランナーとしてシーズン1を手掛けたが、シーズン2の制作期間中に解雇された。その後、利益配当が行われていないとして、ダラボン監督と所属するクリエイティブ・アーティスト・エージェンシーは制作・放送を手掛けるAMCを訴えており、このほど証拠開示が終了した。

 これによると、ダラボン監督は「ウォーキング・デッド」の一部権利について、最大で10%の利益配当が行われる契約を交わしているものの、AMCがライセンス料を不当に下げることで収益を赤字にしたため、配当を受け取っていないという。また、シーズン2に関しては、すべてのエピソードに関与しているにもかかわらず、AMCがフルタイムとして認めていないという。

 これらの理由から、ダラボン監督は2億8000万ドルもの損害賠償請求をしている。一方、AMC側は、「原告の損害賠償請求には根拠がありません」と徹底抗戦の構えを見せている。なお、ダラボン監督が解雇されたあと、「ウォーキング・デッド」のショーランナーはグレン・マザラが担当。そのマザラもシーズン3で降板し、シーズン4からはスコット・M・ギンプルが担当している。

 「ウォーキング・デッド」シーズン7は10月23日から全米放送開始。