米若手女優シャイリーン・ウッドリーが10月10日(現地時間)、米中西部のノースダコタ州南部で行われた、石油パイプライン「ダコタ・アクセス・パイプライン」の建設に反対する抗議デモに参加中、不法侵入と暴動に関与した疑いで逮捕された。ウッドリーの代理人は、すでに釈放されたと声明を発表している。

 米ハリウッド・レポーター誌によれば、同州のモートン郡保安官事務所の広報は、州のハイウェイを数時間にわたり封鎖しようとしたとして、建設予定地2カ所で27人を逮捕したと発表したという。負傷者はいないようだ。

 100〜300人が参加した抗議デモの様子を、ウッドリーはFacebook Liveで中継していた。逮捕の理由を尋ねたところ、保安官は「君が誰であるか明らかだから」と回答。これを受け、ウッドリーは「逮捕されたわ。他の人たちも一緒にいるのに。一体どうなっているの? 警察が到着してすぐに私は現場を離れたけど、私が有名で、4万人の人々が今私のことを見ているからって」と状況を説明し続けた。米E! NEWSによれば、ウッドリーの釈放後、パブリシストが「シャイリーンは、彼女のためだけでなく、ダコタ・アクセス・パイプライン建設反対の戦いを継続するという大儀のために、熱い支援が寄せられたことに感謝しています」と声明を発表した。

 全長1200マイル(約1930キロ)におよぶ「ダコタ・アクセス・パイプライン」は、ノースダコタで産出される石油の輸送手段として、同州からイリノイ州まで4つの州をまたぎ、総工費38億ドル(約4000億円)で建設中。飲料水が汚染される危険性や、文化的に重要な土地が破壊されると主張する先住民たちの激しい抗議が続いており、ハリウッドでもレオナルド・ディカプリオらが先住民へのサポートを表明している。

 恋愛映画「きっと、星のせいじゃない。」でブレイクしたウッドリーは、人気ヤングアダルト小説を映画化した「ダイバージェント」シリーズで主演を務めるなど若手スターとして人気を集める。オリバー・ストーン監督、ジョセフ・ゴードン=レビット主演の「スノーデン」にも出演しており、同作は2017年1月27日に全国公開される。