「スター・ウォーズ」シリーズのJ・J・エイブラムスが製作総指揮を務め、「ダークナイト」「インターステラー」の脚本家ジョナサン・ノーランがメイン監督と脚本を手がけた近未来サスペンス超大作「ウエストワールド」で、キーパーソンの“黒服の男”を演じたエド・ハリスが、作品の魅力を語った。

 「ジュラシック・パーク」の原作者マイケル・クライトンの監督・脚本作「ウエストワールド」を原案に、「ゲーム・オブ・スローンズ」の米有料チャンネルHBOが製作を手がけた。近未来、天才科学者のフォード博士(アンソニー・ホプキンス)が作り上げた体験型テーマパーク「ウエストワールド」を舞台に巻き起こる事件の謎を描く。パーク内には西部開拓時代そっくりの街並みが作られ、AI(人工知能)を搭載したロボットが娼婦やガンマン、保安官を演じていた。だがある日、何体かのロボットが異常な行動を起こし始める。

 4度目のオスカー候補となった「めぐりあう時間たち」やリーアム・ニーソンと共演した「ラン・オールナイト」など、数々の作品で存在感を発揮してきたハリス。今作への出演を決めた理由を「こういう種類のシリーズは出たことがなかったけど、西部劇のジャンルは好きだし、これは西部劇とSFの混合のようなところが気に入ったんだ」と明かす。「ジョナサンの情熱にもひかれた。彼と(妻で脚本家の)リサ(・ジョイ・ノーラン)が何を考え、どんなアイデアでどこへ向かいたいのか話を聞くことに好奇心をかき立てられたんだ。ビジョンや情熱を持った人と仕事をするのは好きだね」とノーランに対する興味も大きかったようだ。

 本作のストーリーの多くは謎に包まれており、黒服の男は作品全体に流れる“闇”を象徴するキャラクターといえる。ハリスは「ミステリアスなキャラクターだよ。彼が何者なのか、過去に何があったのか、最終的に何を目的にしているのか、話せないことになっているんだ」と断った上で、「彼はこのパークには何かが隠されていると思っていて、ホプキンスのキャラクター(フォード博士)が恐らく何かを画策していると疑っている。でも実際何が起きているのかは知らないんだ。だから彼は彼(フォード博士)自身についてだけでなく、このパークの正体を暴くミッションの途中なんだ」と明かせる範囲内でキャラクターの背景を語った。

 「ウエストワールド」はスターチャンネルで放送中(毎週木曜午後11時)。13日と29日は第1話を無料放送。