マーベル・スタジオの新作映画「ドクター・ストレンジ」の会見が10月13日(現地時間)、香港で行われ、主演のベネディクト・カンバーバッチ、共演のテティルダ・スウィントン、スコット・デリクソン監督、プロデューサーのケビン・ファイギが出席した。

 映画は、高名で裕福な神経外科医スティーブン・ストレンジ(カンバーバッチ)が自動車事故で両手に大けがを負い、治療法を求め最後にたどり着いた、神秘的な力を操る指導者エンシェント・ワン(スウィントン)のもとで魔術を習得し、“最強の魔術師”として強大な敵に立ち向かう姿を描く。

 マーベル映画の新たなヒーローを演じたカンバーバッチは、「ストレンジは自分の才能を自分のためにしか使っていなかったが、エンシェント・ワンに出会い、人々のために力を使うようになる」と役どころについて説明。さらに、「キャラクターの成長や進化を段階的に演じ分けることが一番難しくもあり、一番楽しくもあった」という。自ら臨んだスタントに関しても、「ロボットアームに固定されての撮影も楽しかった」と振り返っていた。

 デリクソン監督は、「役者にとって肉体的に高度な要求だったと思う」とタフな環境でスタントをこなし、日々上達していったカンバーバッチを称賛し、「この作品でベネディクトはアクションスターの仲間入りだ」と明言した。また、アイアンマンをはじめとしたマーベルヒーローのオリジンストーリーでは、科学や現実に基づいた内容だったが、本作では人知を超えた世界や次元を描き、スーパーヒーローたちの超人的なパワーとは異なる力の存在を表現したと解説した。

 そして、ストレンジの師となるエンシェント・ワン役のスウィントンは、撮影現場が楽しいものだったと語る一方で、カンバーバッチが昨年6月に誕生したばかりの長男を撮影現場に連れてきたことを暴露。カンバーバッチは照れ気味に、長男が睡眠不足のスタッフたちの視線を独占し、現場に活気をもたらしたといい、「僕の子どもにはそんな効果があったんだよ」と親バカな一面をのぞかせていた。

 「ドクター・ストレンジ」は、2017年1月27日公開。