天才的な才能とその破天荒な生き様で、今なおカリスマ的人気を誇るアーティスト、セルジュ・ゲンズブールの没後25年という節目にあたり、フランス人BD作家による伝記コミック「セルジュ・ゲンズブール バンド・デシネで読むその人生と音楽と女たち」が、DU BOOKSから限定生産1500部で11月に発売される。

 歌手であり作詞・作曲家、映画監督、俳優、小説家として活動。アイドルにきわどい隠喩のエロティックな歌詞を歌わせる、フランス国歌をレゲエにアレンジして右翼から脅迫される、生放送中にお札を燃やすなど、過激なパフォーマンスや型破りな発言で、世界を挑発し続けたゲンズブール。現在では、ベックやルーファス・ウェインライトら、多くのアーティストが、その影響を公言しており、逝去の際は、ミッテラン大統領も弔辞を読んだ、フランスの国民的アーティストだ。

 私生活ではジェーン・バーキンブリジット・バルドー、フランス・ギャル、アンナ・カリーナ、バネッサ・パラディら、魅力的な女性たちに人生を彩られながらも、絶望と孤独に生きたゲンズブールの生涯をフランス人BD作家アレクシ・シャベールが描き出す。また、訳者の鈴木孝弥による1万4000字に及ぶ「ゲンズブールの新たな愉しみ 最新リスナーズ・ガイド」を補稿として収録している。

 「セルジュ・ゲンズブール バンド・デシネで読むその人生と音楽と女たち」(B5変形、オールカラー96頁、並製)は、2000円(税別)で公式サイト(http://diskunion.net/dubooks/)他全国書店で発売。