第69回ロカルノ映画祭若手審査員・最優秀作品賞を受賞した、富田克也監督の最新作「バンコクナイツ」が、2月の公開に先駆け、11月12、13日に山梨県甲府市の桜座で先行上映することが決定した。

 甲府市は富田監督の地元で、国内外で高く評価された前作「サウダーヂ」の舞台。先行上映では「バンコクナイツ」上映後の富田監督、相澤虎之助によるトークのほか、空族の映画製作の原点となったフランシス・コッポラ監督「地獄の黙示録」の特別上映、山梨が産んだヒップホップクルー、stillichimiya、「国道20号線」のエンディングテーマを演奏したLFB、「バンコクナイツ」で楽曲が使用されているスリ・ヤムヒ・アンド・ザ・バビロン・バンドのライブも行われる予定だ。

 構想期間10年をかけた「バンコクナイツ」は、東南アジアに色濃く残るベトナム戦争の傷跡を背景に、タイのバンコクに実在する日本人専門の繁華街タニヤ通りを訪れる日本人たちと、タイ人女性たちが織り成す、失われた桃源郷を探す物語を描く。日本・フランス・タイ・ラオス共同製作作品で、テーマは、 “娼婦・楽園・植民地”。バンコクから、イサーン(タイ東北地方)、そして秘境ラオスへの、総移動距離 4000キロメートルを超える撮影に挑んだ。

 「バンコクナイツ」は2017年2月下旬からテアトル新宿で公開。甲府市の先行上映詳細は公式HP(http://www.bangkok-nites.asia/)で告知する。