中国のアリババ・ピクチャーズが、スティーブン・スピルバーグ監督の製作会社アンブリン・パートナーズに出資し、戦略的なパートナー関係を築くことになったとDeadlineが報じている。

 アンブリン・パートナーズは、アメリカのパーティシパント・メディア、インドのリライアンス・エンタテインメント、カナダのエンタテインメント・ワンという3つの製作会社と、スピルバーグ監督自身の出資により昨年立ち上げられ、映画の企画開発と製作を行っている。ユニバーサル・ピクチャーズと複数年の配給契約を結んでおり、第1作となる世界的ベストセラー小説の映画化「ガール・オン・ザ・トレイン」が全米公開されたばかりだ。

 今回の提携により、アリババ・ピクチャーズはアンブリンの新作映画を共同で製作、出資する。また、中国市場では宣伝、配給、マーチャンダイジングを手掛けることになるという。金銭的な条件は明らかにされていない。

 今回の提携を中国で発表したスピルバーグ監督は、「われわれの目標は、クリエイティビティと想像力を通じて、ここ(中国)と世界の観客をインスパイアし、楽しませることです」と抱負を述べている。アリババ・ピクチャーズは、「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」で初めてハリウッド大作への出資を手がけ、「スタートレックBEYOND」などにも関与している。