第69回ロカルノ映画祭若手審査員・最優秀作品賞を受賞した、富田克也監督の最新作「バンコクナイツ」の第3弾となる最新特報動画が公開された。

 構想期間10年をかけた今作は、“娼婦・楽園・植民地”をテーマに、東南アジアに色濃く残るベトナム戦争の傷跡を背景に、タイのバンコクに実在する日本人専門の繁華街タニヤ通りを訪れる日本人たちと、タイ人女性たちが織り成す、失われた桃源郷を探す物語を描く。バンコクから、イサーン(タイ東北地方)、そして秘境ラオスへの、総移動距離4000キロメートルを超える撮影に挑んだ。

 このほど公開された特報動画では、静かな夜の海を背に、家族を支えるためにバンコクに出稼ぎに来た女性が自らの生い立ちを語る場面と、やしの木がそびえる農村地帯、そして緑が生い茂る森が映し出されている。

 「バンコクナイツ」は、11月12、13日に山梨県甲府市の桜座で先行上映、2017年2月下旬からテアトル新宿で公開。