狂言師・野村萬斎と歌舞伎俳優・市川猿之助中井貴一佐藤浩市ら日本を代表する名優たちが共演する映画「花戦さ」に、山内圭哉、和田正人、吉田栄作、竹下景子が出演していることがわかった。あわせて、主要キャスト11人が、劇中衣装で勢ぞろいした画像がお披露目された。萬斎は、「豪華で個性豊かなキャストたちとお手合わせをする楽しさ、緊張感はひとつの大きな醍醐味でした」とコメントを寄せている。

 華道池坊家の初代・池坊専好を主人公に据えた鬼塚忠氏の小説を、篠原哲雄監督(「起終点駅 ターミナル」)のメガホンで映画化し、“花”の専好(萬斎)と“茶”の千利休(佐藤)の友情や、時の天下人・豊臣秀吉(猿之助)との対立を描く。山内は専好の兄弟子・専伯(せんぱく)役、和田は専好の弟弟子・専武(せんぶ)役、吉田は智将・石田三成役、竹下は専好の良き相談相手となる尼・浄椿尼(じょうちんに)役を演じる。

 このほど公開されたのは、俳優陣がそれぞれのキャラクターを表現したコミカルなショット。中央にたたずむ萬斎は、刀の変わりに菖蒲の花を持ち、猿之助は声を荒げるように仁王立ちし、佐藤は穏やかな笑みを浮かべている。また、豪快な笑顔を見せる織田信長を演じた中井、ボロボロの着物と素足にぞうりという姿の天才絵師・れんに扮した森川葵のほか、佐々木蔵之介、高橋克実、山内、和田、吉田、竹下の姿を確認することができる。

 「花戦さ」は、2017年6月3日から全国で公開。画像は、幅約5メートル50センチ×高さ約2メートル40センチの大パネルとなり、京都高島屋で開催される旧七夕会池坊全国華道展(11月9〜14日)で展示予定。