リオオリンピック400mリレーの桐生選手も使ってる!

Apple Watchといえばどんな人が使ってるイメージだろうか? ギークな人? アップルファン? それもあるだろうが、今後、アスリートやスポーツ選手、またダイエットなどに取り組む人に使われそうだ。

初代のApple Watchは高価なモデルがあったり、動きが十分にスムーズでない部分などがあったが、OSがWatchOS 3になり、さらに、9月7日に『Apple Watch Series 2』が発表されて、一気にヘルスケア、アクティビティ情報を記録するデバイスとしての性能が高まった。

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Apple Watchが収集するデータは、歩数、階段を上がった階数、消費カロリー、ウォーキングやランニングの距離、エクササイズをした時間、1時間に1度以上立った時間をカウントする『スタンド』、心拍数……など非常に多岐にわたる。しかも、これをiPhoneの中にApple IDに関連付けて保存しており、許可すればさまざまなアプリで記録、活用することができる。

また、Apple Watch Series 2からは50m防水になったので、水泳のアクティビティも保存できるし、ランニングで汗だくになっても、じゃぶじゃぶと水洗いできる(iPhone 7は防塵防滴。Apple Watch Series 2は水泳に使えるレベル)。

オリンピック400mリレーの桐生選手が使っているのがテレビの映像でも確認できたが、心拍も測定できるから心拍トレーニングにも活用しやすい。運動強度を見ながら、筋力をつけたいのか、心肺機能を強化したいのか、脂肪を燃焼させたいのかを、意識しながらトレーニングすることができるのだ。

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デスクワークで運動不足になりがちな筆者も、Apple WatchやiPhoneを使いながら、運動不足解消に取り組んでいるが、具体的には5カ月あまりで約8kgの減量に成功している(維持できるかどうかが、現在のテーマだが(笑))。

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左が、iPhoneで体重の変化を記録するアプリ『Pop Weight』? 。右がApple Watchのジョギングアプリ『RunKeeper』 の画面。心拍数を見ながらランニングできるようになったのがとても便利。また、Apple Watch Series 2はGPSを内蔵しているので、iPhoneを持たなくても運動の記録ができるようになった。右画面の時計の横の赤い印がiPhoneがBluetoothの圏内にないという印だが、それでもランニングのデータを取り続け、あとでiPhoneに同期しておいてくれる。

さまざまなアプリを統合的に活用できる

iPhoneの『ヘルスケア』の仕組みが優れているのは、これら健康関連、運動関連のデータを統合して利用できるところ。アプリを乗り換えても基本的なデータは引き継がれるし、多彩なアプリケーションのうち、その時点で便利なものを活用すればいいのだ。

筆者が利用しているアプリをちょっとご紹介しよう。

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左が、PopWeightのFlaskがリリースした最新アプリ『Zones』で、心拍データからどのぐらいの運動強度でどのぐらいの運動をしたかを記録、表現してくれるアプリ。Apple Watchのアプリもあって、今どのぐらいの運動強度かを分かりやすく表現してくれる。

中央と右は、ジョギングアプリの定番『Runkeeper』のiPhoneの画面で、ランニングのペースや歩数、ハートレートなどをグラフで表示してくれたり、ランニングのルートを地図上で見たりできる。

データを論理的に見て、トレーニングの種類や強度を調節し、効果的にトレーニングすることはこれからますます重要になる。運動選手やダイエットにチャレンジする人にとって、これらはモチベーションを維持するためにも有効に働くだろう。

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筋トレなどにも有効だ。左と中央は『SWORKIT』というトレーニングアプリ。『強』『カーディオ』『ヨガ』『ストレッチング』の中からひとつを選び、時間数を指定すると、30秒ごとに異なるトレーニングを示してくれる。私も、帰宅してから、毎日15分ずつだが、これでトレーニングすることにしている。

音楽も、ポケモンも、Suicaも!

新しいApple Watchは防水、GPS付きで運動の記録に非常に適していることも先に述べたが、Bluetoothヘッドセットを使えば、iPhoneがなくてもApple Watchだけで音楽を聴くこともできる。筆者が使っているのは、『Jaybirds X2』。もとより音質に優れているし、羽根のようなセキュアフィットのおかげでスポーツをしても外れにくいし、防汗性能を備えているので、汗だくになったも安心だ。

音楽はiPhoneの特定のプレイリストをApple Watchに同期するというカタチでインストールする。

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高価なステレンスモデルがラインナップの中心に供えられた初代に対して、Apple Watch Series 2はアルミのモデルが中心となり、3万7800円(税別)と価格もリーズナブルになっている。また、スポーティなデザインでうれしいNike +モデルも同価格(発売は10月下旬から)。しかも専用のウォッチフェイスが付属するというからうれしい。

また、同じく10月下旬、Apple PayのSuica、iD、QUICPay対応も始まるので、Apple Watchを持ってるだけで買い物もできる。小銭を持っていなくても、ジョギング先でドリンクを買ったり、走り疲れたら電車に乗って帰ってくることだってできるわけだ。

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さらに、年内にはPokémon Go Plusのように、Apple Watchからポケストップにアクセスしたり、ポケモンを捕まえたりできるようになるPokémon Goアプリのリリースも発表されている(これはiPhoneは持って歩く必要があると思われる)。

Apple Watch Serise 2となって、すべての人にお勧めできる性能になったApple Watch。とりわけ、トレーニング、自分のヘルスケアデータに興味がある人なら必携のデバイスになってきている。

(村上タクタ)