たまには平日ランチに「築地で美味しい海鮮丼が食べたい!」と思っても、人気店は観光客が行列していて、1時間で食べてオフィスに戻るのは至難の技。そこで、今回は築地でも場内・場外ではなく、周辺にある穴場のお店をご紹介! 落ち着いた雰囲気の隠れ家は、女子一人でも入りやすいのもうれしいポイント。美味しいランチで、午後の英気をチャージして♡
築地の穴場!路地裏の名店「ふじむら」は知る人ぞ知る人気の和食店

今回、築地は築地でも、市場ではない周辺エリアで美味しい海鮮丼を求めて、界隈で働くサラリーマンやOLに評判の「築地ふじむら」に行ってきました。こちらは、築地のガイドブックにはほとんど載っていない、知る人ぞ知るランチの名店です。

築地市場で毎朝仕入れる新鮮なお魚と、この道30年以上のご主人の作る絶品料理が人気で、近隣で働くビジネスパーソンたちが足しげく通っているのだそう。




▲路地裏の雑居ビルに、見逃してしまいそうなほど小さな「ふじむら」の看板が。


大通りから一本入った路地裏にあまり目立つとはいえない看板と「商い中」の文字。ビルの細い階段を下りた先に「築地ふじむら」はあります。

まさに隠れ家といった趣きに、食べる前から気分が盛り上がります!




▲地下へ下りる細い階段の向こうには、センスのいい暖簾。


この日は、近隣の企業がお昼休みに入る直前の11時45分ごろに訪れたため、並ばずに入れました。合計30席ある座席は7割ほど埋まっている感じでしょうか。男女比はちょうど半々くらい。一人客も結構いるようで、女子の一人ランチも安心です♪

4年前に近所から今の場所に移転したばかりのようで、シックな黒壁をベースにした内観は清潔感があり、控えめの照明もホッと一息つかせてくれます。




▲ガラスの生け簀を眺められるカウンター席。ご主人の仕事ぶりもよく見えます。


カウンター席に通されて、ランチメニューが渡されます。どのメニューも絶品と評判なので、ずらりと並ぶ料理名に思わず目移りしてしまいます。

でも、やっぱり「築地の海鮮丼を食べたい!」ということで 、一番人気の丼「三食づけ丼」(1,080円)をオーダー。ランチに訪れたお客さんの3人に1人は食べるという人気のメニューだそうです。




▲ランチメニューは10種類ほど。数量限定メニューにも後ろ髪をひかれます。


待っている間、カウンター越しのご主人・藤森潤也さんに、人気のメニューについて伺います。この時間はまだ客足のピークではなかったので、気さくに答えてくれました。




▲この道30年の料理人、ご主人の藤森潤也さん。見た目は少し怖いけど(笑)、実はとっても気さく。


ご主人によると、「三色づけ丼」の他に人気の定食は、数量限定の「生鮪 なかおち」(1,080円)と、1匹のマグロから4〜5人前しか取れないという「鮪 脳天刺し」(1,080円)とのこと。

「1日限定10人前分の脳天刺しは、毎日必ずなくなってしまいますよ。食べたければ一刻も早く来てください!」と笑いながら、1日に3〜4柵しか手に入らないという希少部位を見せてくれました。




▲解凍前の希少部位「脳天刺し」。中トロよりも脂が乗って風味が深いそう。


脳天は読んで字のごとくマグロの頭まわりの部位のこと。大トロ、中トロとはまた違った脂が乗っていて風味が格別なんだとか。

「なかおち」と両方食べ比べしてみたい人は、火曜と木曜限定で「ハーフ」(1,080円)という、どちらも半分ずつ食べられる裏メニューがあるとのこと。ご主人、裏メニューをそんな簡単に教えていいんでしょうか?(笑)

「次は絶対これを頼んでみよう!」と心に決めた頃に、お目当ての「三色づけ丼」が運ばれてきました。


築地で仕入れる新鮮な魚を使った三色づけ丼は、上品な味わいが絶品♡



▲「三色」の内訳は、左からマグロ赤身、タイ、カンパチ。


見てください、この美しい色どり! 築地で仕入れた新鮮なマグロ赤身とタイ、カンパチを、味醂醤油でしっかり漬け込んだヅケが各3枚ずつ。ご飯は白飯ではなく、刻み海苔と白ゴマが軽く振られた酢飯です。

「丼」と言いながらも、しっかり付け合せとお味噌汁も付いてボリューム満点。栄養バランスを気にする女子にはうれしいポイントですね。




▲三色の中からヅケマグロを1枚そのままいただきまーす♡


まずはマグロ赤身を、何もつけずに1枚パクリ♡ ……えっ!?

口に入れてまず驚いたのは、ヅケなのに、新鮮なマグロのお刺身そのものの食感と風味がそのまま残っていること。それでいて、しっかり醤油味がついている……なんて不思議な感覚。

タイやカンパチも同じく素材を生かしたまま、ほんのりと醤油の風味が染み渡った味わい。醤油皿は付いていますが、ハッキリ言って何もつける必要ありません。

ヅケのお刺身と温かい酢飯を一緒に食べることで、ほのかな酸味が加わり、お魚自体の味に深みを与えてくれます。

これも、築地の新鮮なお魚と長年のキャリアを誇るご主人の腕がなせる技なのでしょう。なかなか他のお店では味わえない絶品丼です。




▲各テーブルに用意されている壺入りのたくあんとカリカリ梅。


お口直しにはこれ。卓上に置いてある壺をあけると、食べ放題のたくあんとカリカリ梅。

こんなのご飯がいくらでも進んじゃうでしょ! という人には、「ご飯は1杯までおかわり無料」という嬉しいサービスもありますが、体重を気にする女子には悩みどころです…。


こうして築地の海鮮丼を目一杯満喫して(おかわりはガマンしました)時計を見ると12時半を回ったところ。お会計を済ませて先ほど下りてきた階段を上がると、入り口には10人ほどの列ができていました。

早めに来てよかったと胸をなでおろしつつ、「なるほど、やっぱり界隈にはふじむらファンが多いんだな〜」と妙に納得。

一人でゆったりと海鮮ランチを楽しみたい女子は、早めの来店をおすすめします♪


<まとめ>

築地市場の有名店は何時に行っても行列必至。でも「築地ふじむら」なら落ち着いた空間で、築地市場にあるお店と同じクオリティのお魚が手ごろに食べられちゃうんです。

グルメなオトナ女子たるもの、こちらのように本格的でコスパのいい穴場的なお店をいくつか知っておくと、格が上がりそうですね♪



築地 ふじむら
住所:東京都中央区築地2-14-12 EUROビルB1F
TEL:03-3541-8268
営業時間:月〜金 11:30〜14:00(LO)、17:30〜23:00
定休日:土日祝
最寄り駅:築地


ライター:ホンマ早紀