鬼子母神御会式は、雑司が谷周辺で毎年10月16日から18日に行われる伝統行事。白い和紙の花を一面に付けた高さ3〜4メートルの万灯を掲げて、団扇太鼓を叩きながら鬼子母神まで練り歩く姿は、とても幻想的です。御会式が行われる夜までは、ノスタルジックな街並みが楽しめる雑司が谷散策がおすすめ。カメラ片手に巡りたい、かわいい名店をご紹介!
東京を代表するどら焼きの名店「すずめや」でふんわりまあるいどら焼を


すずめや

▲池袋駅から徒歩7分程度。店頭の看板とすずめの置物も愛らしい、風情ある店構え。写真を撮りたくなる!



池袋から雑司が谷へと続く道沿いにある「すずめや」。都内屈指の繁華街の中で、まるで時間が止まったかのような佇まいのこじんまりとした古民家のお店です。



すずめや

▲午前中で売り切れることもあるという大人気のどら焼き。平日でもどら焼きを求めて行列ができるほど。



どら焼きは、ボリューミーでふんわりとした生地に、上品なあんをたっぷりと挟み込んだ昔ながらの素朴な味。素材の良さを引き出すために、甘さを調節し、皮とあんの優しい味を楽しめます。

平日でも行列ができ、午前中で売り切れてしまうこともあるので、早めの時間に行くのがおすすめ。あらかじめ予約していくこともできます。



すずめや

▲どら焼きは1つ180円。皮がもちもちと柔らかく、甘さ控えめのあんことのハーモニーが絶品♡



また、第3日曜日には茶房も開かれており、そこでは季節のお菓子を楽しむことができます。季節限定のお菓子は見た目も美しく、どら焼きと並び大人気。おもたせにもぴったりです。



すずめや

▲茶玉や最中は通年販売。10月の季節のお菓子は「くりこもち」(1箱850円)、「栗蒸し羊羹」(1個250円)などを販売予定。




すずめや

▲どらやきの箱に添えられる「すずめや」のショップカード。こちらにもかわいいすずめの姿が。



すずめや
住所:東京都豊島区南池袋2-18-5
TEL:03-5391-0196
営業時間:10:00〜売切れ次第終了
定休日:日曜・祝日


どこか懐かしい“日本”に出合える、和雑貨と郷土玩具のお店「旅猫雑貨店」


旅猫雑貨店

▲外からのぞく店内は、郷土玩具や和雑貨でいっぱい!思わず童心に帰って引き寄せられてしまいます。



2002年にオンラインショップとしてスタートし、2006年に雑司が谷に実店舗をオープンした「旅猫雑貨店」。「日本の暮らしを楽しもう」をコンセプトに、毎日の生活に彩りを加える和雑貨や古書、郷土玩具を揃っているお店です。



旅猫雑貨店

▲雑司が谷ゆかりのみみずくの張り子も。左:親子みみずくの張り子(5,000円)、右:みみずくを抱いた招き猫(1,900円)。



中でも、店主である金子さんが日本各地を回り集めてきた郷土玩具は、ちょっぴりユーモラスで、古き良き日本を感じさせてくれるものばかり。

10月は雑司ヶ谷鬼子母神の参詣土産として、江戸時代から作られている郷土玩具「すすきみみずく」をテーマにした作品の販売と、日本各地で作られている「すすきみみずく」の展示を行う予定。



旅猫雑貨店

▲店主自ら旅をしながら集めた、起上がり小法師やだるま、招き猫、こけしなど懐かしさを感じる雑貨が揃う。




旅猫雑貨店

▲郷土玩具に携わる作家さんの作品も多数。雑司が谷の「すすきみみずく」も登場するいろはかるた(1,600円)。



店内には郷土玩具だけでなく、作家によるオリジナルの雑貨や古本も。あわただしい日常にほんわかと癒やしを与えてくれる玩具を眺めて、ノスタルジーに浸ってみては。



旅猫雑貨店
住所:東京都豊島区雑司が谷2-22-17
TEL:03-6907-7715
営業時間:平日12:00〜19:00、土日祝11:00〜18:00
定休日:月・火曜※月曜日が祝日の場合は営業

パンとコーヒー、雑貨の店「うぐいすと穀雨」でほっこりくつろぐランチタイム


うぐいすと穀雨

▲明治通りに面したビル2F。道に看板が出ているのを見逃さないで!焼き立てパンの香りが漂う空間。



雑司が谷のシンボル、鬼子母神から歩いてすぐの場所にあるパンとコーヒー、雑貨の店「うぐいすと穀雨」。2015年にオープンしたばかりのお店です。

店名は太陽太陰暦の二十四節季と七十二候からくる、二月の始めと四月の終わりを表す言葉を組み合わせたもの。冬から春に移り変わる時期に流れる空気や、日々の移ろいを大切にしたいという思いが込められているそう。



うぐいすと穀雨

▲カフェメニューにも使われているトースト。毎日食べたくなるよう、体に優しい素材にこだわった「まいにち」(一斤250円)。



パンには無添加にこだわった材料を使用しています。カフェメニューは、トースト、スコーン、ケーキとドリンクのセットというラインナップ。コーヒーは川越の自家焙煎珈琲店「Tango(タンゴ)」のオリジナルブレンド。どのメニューも素材の良さを最大限感じられるよう、配慮されたものばかり。



うぐいすと穀雨

▲店内で飼われているベタ。メダカの水槽もあり、のんびり泳ぐ姿目当てで訪れるお客さんもいるのだとか。




うぐいすと穀雨

▲一人で訪れても気兼ねなく過ごせるカウンター席。本を読んだり、ベランダのグリーンを眺めたり。



内装は、表参道のアンティーク雑貨店「はいいろオオカミ+花屋 西別府商店」のプロデュース。アンティークの棚や机、あえて不揃いの椅子など、センスの良い空間でパンやコーヒーを楽しむことができます。



うぐいすと穀雨

▲カフェメニューのサラミとチーズのトーストのセット(850円)。シンプルなトーストのセットは700円。




うぐいすと穀雨

▲「シナモンロール」(280円)や塩味がきいた「いなほ」(250円)など、趣向を凝らしたパンが人気。



ゆったりとした時の流れを感じる空間で、おいしいトーストを香り豊かなコーヒーとともに味わって♪



うぐいすと穀雨

▲アンティークの棚では、手作りの季節のジャムや、店主の知り合いの作家さんが作った食器やアクセサリーなどを展示販売。



うぐいすと穀雨
住所:東京都豊島区雑司が谷3-8-1 木村ビル2F
TEL:03-3982-9223
営業時間:木〜土11:00〜18:00、日:11:00〜16:00
定休日:月〜水曜

<まとめ>


都電荒川線

▲雑司が谷エリアは副都心線「雑司が谷」のほか、都電荒川線の「鬼子母神前」も最寄り。路面電車にゆられて行くのも楽しい!


古き良き日本の魅力を感じられるお店から、心地よい時間が流れるかわいいカフェまで、都会にいながらのんびりとした気分になれる雑司が谷エリア。

忙しい日々を忘れて、たまには一人でゆったりノスタルジックな気分に浸りたい乙女にぴったりのお散歩ルートです♡

また、入り組んだ路地や、地域猫が多いのもこの街の魅力。訪れたときは、道に迷いながら路地裏に暮らす猫とあいさつをしたり、新しいお店を発見してほしいと、「旅猫雑貨店」の店主・金子さんも語っていました。

この街ならではのときめく発見をカメラに収めた後は、周辺から鬼子母神の境内まで、幻想的な万灯が練り歩く「雑司ヶ谷鬼子母神御会式」の鑑賞を楽しんで下さいね♪




雑司ヶ谷鬼子母神堂 御会式⇒詳細はこちら
開催日時:2016年10月16日(日)〜10月18日(火)
会場:雑司ヶ谷鬼子母神堂
最寄り駅:池袋/ 雑司が谷/ 鬼子母神前



取材・文/佐藤玲美

※メニュー、価格、サービス内容は2016年10月8日時点の情報です