火も水も電気も使わず、アツアツごはんが食べられる

秋の行楽といえば、キャンプやツーリング。秋晴れの空の下で食べるごはんって最高ですよね!

そんなアウトドアめしにぴったりなのが、「ミリメシ」。火も水も電気も使わずに温かくておいしいごはんが食べられる食事型の非常食で、その便利さからアウトドアファンの間でも密かな人気を誇っています。


◆もともとは自衛隊の食事



ミリメシとは「ミリタリーめし」のことで、もともとは自衛隊の食事として納品されていたもの(カレー、牛丼、シチューの3種)をアレンジした商品。つくっているのは、戦闘糧食を販売する新潟県のメーカー「ホリカフーズ」です。

モノ情報誌「モノ・マガジン」が運営する通販サイト「モノショップ」で購入できます。ちなみにミリメシ、という言葉をつくったのもモノ・マガジンだそう。

ミリメシ「カレーライス」「中華丼」「牛丼」
写真左からカレーライス、中華丼、牛丼

ミリメシのラインナップは全8種。パック入りの「カレーライス」「牛丼」「中華丼」「シチュー&ライス」「和風ハンバーグライス」「海軍カレー みそ汁付」に加え、中身がすべて缶詰めで構成された「缶のミリメシ 鶏肉うま煮&栗五目ごはん」と「同 とりそぼろ&おかゆ」も販売されています。価格は1,166円から。


◆つくり方(蒸気が出ます)



パックを開けると、中には魚沼産のお米を使ったごはんと具材、発熱材、発熱溶液、プラスチックのれんげ、おしぼりが入っています。

ミリメシのつくり方
カレーライスをつくってみます

ミリメシのつくり方
温めるのに必要な発熱溶液と発熱材

ミリメシのつくり方
おしぼりとれんげ

まずはこれらを全部出し、空になったパックの底に発熱材を置きます。

ミリメシのつくり方
まずは発熱材を入れて

次に、ごはんと具材をパックの中に入れます。

ミリメシのつくり方
縦に入れると収まりが良い

最後に発熱溶液を上からダーッとかけて、フタを閉めると…

ミリメシのつくり方
発熱溶液を思いっきりかけます

ミリメシのつくり方
フタを閉めたら、あとは待つだけ

発熱材と発熱溶液が反応して、まるでお湯が沸騰しているように、ブクブクと泡を出しながら勢いよく熱と蒸気を発します。このまま20〜30分放置。キャンプ中なら、バドミントンをしたり魚を釣ったりしながら待てばあっという間でしょう。

ミリメシのつくり方
ブクブク…

なお、このとき蒸気口からけっこうな量の蒸気が出るので、もし部屋の中で調理する場合は換気扇をフル稼働させた方がよいと思います。

さて、20分ほど経って泡と蒸気が落ち着いたら再びパックを開けて、中のごはんと具材を取り出します。アッツアツなのでやけどに注意。

ミリメシのつくり方
お米が立ってる〜!

ホカホカのごはんはフタを開け、れんげを使ってほぐしながら、容器の片側半分にこんもりと寄せます。そして空いた半分のスペースに、カレーのルウや牛丼の具材を盛り付ければ完成!

ミリメシ「カレーライス」
具を盛り付ければ…

ミリメシ「カレーライス」「牛丼」「中華丼」
ミリメシ完成!立派!

参考までに、ミリメシの一番人気はカレーライス、モノ・ショップ店長の一押しは牛丼、筆者が個人的におすすめしたいのは中華丼です。

カレーはやや甘めですが、コクがあって食べごたえも抜群。玉ねぎやニンジン、牛肉などの具もちゃんと入っています。

ミリメシ「カレーライス」
辛くないので子どもでも食べられそう

牛丼は、牛肉に玉ねぎ、しらたきを合わせてしょうゆベースで煮込んだもの。つゆだくです。お肉もしらたきもたっぷり入っていて、程よく脂もあるのでガッツリお腹に溜まります。

ミリメシ「牛丼」
スタミナつきそう

中華丼は、もっとも具の食感が楽しめる一皿。豚肉に加え、大きめにカットされたたけのこや白菜、ニンジン、しいたけが入っていてシャッキシャキの歯ごたえです。ごま油とニンニクが加えてあるためか、うまみもしっかり感じられます。

ミリメシ「中華丼」
白いごはんと合う〜!

食べ終わったら、調理したパックの中にすべてのゴミを入れて捨てればOK。片付けも楽ちんです。


◆いざという時の“非常食”にも



ミリメシは火も水も電気も使わずにつくれる上、賞味期限は3年6か月と長めなので、いざという時のために備蓄しておく人も多いそう。

もちろん使わずに済めばそれに越したことはありませんが、備えておいて損はありませんからね。賞味期限が近くなったら、ある日のランチにおいしくいただけば良いんです。

ただし、先にもお伝えしたように蒸気がシューシュー出るので、オフィスやご自宅で調理する際には周りの人と煙探知機を驚かせないように気を付けてくださいね!