10月2日より、TBSにて『バナナマンのせっかくグルメ!』のレギュラー放送がスタートする。
“ロケの神に愛された男”バナナマンの日村勇紀が日本全国色々な町へ行き、アポなしで地元民に聞き込み調査を実施。「せっかくこの町に来たので、何を食べたらいいですか?」と尋ね、ガイドブックには載っていない“ご当地絶品グルメ”を食べまくる……といった内容がこの番組のコンセプトである。

今まで特番や深夜レギュラー番組として人気を博していたこの“ほっこりバラエティ”が、遂に日曜夜の枠(PM6:30〜6:55)へ進出!


同番組1〜2週目の公開収録が9月24日に行われており、記者も見学に行ってまいりました。

“ロケの神に愛された男”バナナマン日村


今回、日村が向かったのは北海道の最東端にある人口1万人ほどの田舎町・斜里町(しゃりちょう)。オホーツク海に面した、海と緑に囲まれている町です。
日村 特番の時にも、北海道は何回か行ってるんです。ここのスタッフが北海道大好きなんですよ。「北海道行きゃあなんとかなるだろう」って。

町へ辿り着いたはいいものの、行き先が何も決まっていないので見かけた人に手当たり次第で声をかけるしかない。すると、同地の農協女性部、漁協女性部、商工会女性部が交流を兼ねて年に一度開催する会合に遭遇してしまう日村。彼女たちからオススメされたメニューでいきなり、“引きの強さ”を見せつけるのだ。

日村の“引きの強さ”は、ハンパじゃない。町のスーパーマーケットへ向かっている時なんて、不意に通りすがりの車から少女が駆け寄ってきてなぜかあるモノをプレゼントしてくるのだ。

また、住宅街で聞き込みをしていると、日村はある男の子と運命の遭遇をする。
現在、同じくTBS系列にて絶賛放送中の『万年B組ヒムケン先生』は日村の隠れた“イケメン要素”がこぼれ落ちる番組だという印象があるが、この番組では日村の“包容力”を垣間見ることができる。調べてみると、日村勇紀は今年で44歳。今回交流した子どもたちと同じ年ごろの息子・娘がいても、年齢的には全くおかしくない。

短くて10年、長くて30年は続けたい


この日の番組収録を終えるや、MCバナナマンによる囲み取材が行われた。

――過去に放送された回を含め「これは是非みんなに食べてもらいたいなぁ」と印象に残ったグルメがあれば教えてください。
日村 今回は北海道に行ってるんですけど、やっぱり北海道は色々おいしいんですよね。好きだったのは、漁港の三色丼です。あと、「旅行だったらまず行かないだろう」っていう飲み屋さんで出てきた山菜もうまいんですよねぇ。これ! って言えないけど……。じゃあ、ラーメンにしよっかな(笑)。「ラーメン屋さんを勧めてくれないかなぁ」って、ロケの時はいつも思ってますね。俺には権限が無くて、ラーメンって言ってくれないと行けないからラーメンにします(笑)。
設楽 思い出に残ってるのは、館山のお寿司屋さん。スタジオにも大将が来てくれたんですけど、一個がデカすぎて。iPhone plusくらいで食いきれない(笑)。だってアジの締めたやつなんか、ただ開いただけのやつが乗っかってるんですよ(笑)。あと、日村さんは地元の小学生に聞き込みすることが多いんですけど「小学生が練習終わりにみんなで寄るんだろうな」みたいな、ご飯まで行かないグルメ? 駄菓子屋で食べるお好み焼きに似たようなグルメとか、そういうのを食べてみたいと思いますね。レギュラーになりましたし、今後は僕もチャンスがあれば。総集編とかで、日村さんがオススメしたところを行くみたいな。
日村 俺が行ったところに行く(笑)?
設楽 「ここのこれ、食べてほしかったんだ」みたいな。
日村 それくらいやりたいね、この番組で。
設楽 この番組は、短くて10年、長くて30年は続けたい。
(スタッフ大爆笑)
日村 いや、マジで。
設楽 だから初回放送では、サザエを食うんじゃないかなと思ってね。
(裏番組の『サザエさん』を意識しての設楽の発言に、咳をして悶絶するスタッフ陣)
日村 なるほど。面白いね、それね。
設楽 でも、言ってもらわないと食べれないから。
日村 こっちから「サザエ的なものあります?」とか言えないから。
設楽 まぁ、おこがましい。
日村 おこがましい、そんなもの!
(スタッフ大爆笑)

なぜ、日村勇紀は引きが強いのか?


――ロケで、たまたま日村さんと全く同じ髪型をしているお子さんと出会いましたが、笑いの神を呼び込むコツはありますか?
日村 コツ(笑)!? あんなの、奇跡ですよ(笑)! あれ、たまたま家族がバナナマン好きなんですって。それを、あの子に託したって(笑)。
設楽 で、あの髪型!?
日村 だから、あれはマジで俺なんですって(笑)。
設楽 えーっ! でも、日村さんがロケに行くと毎回奇跡的なことが起こるんですよ。
日村 街が小っちゃいんで、一回誰かに「日村がいる」って情報が入ると一気に広まるんです。そうすると、ありがたいことに向こうから何か起こしてくれるんですよね。こっちから何もしなくても、急にカエル持って来たりとか(笑)。こっちから何かやらせるようなことはしないで、やってるものに俺が飛び込んで行ってみて。普通のこと聞いたらとんでもないこと返してきたりするんで。そういう感じかなぁ。
設楽 思うのは、日村さんが認識されてる度合いに驚いちゃうというか。今回は北海道の最東端でしょ? そこの子どもが「日村だ!」って言うから。顔と名前が一致してる状況が日本の隅々まで行き届いていて、俺からすると“驚き”と“焦り”が(笑)。「俺が行ったらあの反応になるのかな?」って思いますよ。日村さんならではだと思いますね。だって、おじさんとディープキスしたりするんだもん。
日村 何遍も言うけど、俺から舌は入れてないんだよ(笑)。あのオヤジがやばいんだよ!
設楽 番組スタッフがいつも用意しているものじゃないオーバーオールを持って行って、それが小さすぎて日村さんが着れないというハプニングが起きちゃって(この番組のロケで、いつも日村はオーバーオールを着ている)。地元の人に聞くと「花屋のご主人でいつもオーバーオールを来てる人がいる」って言うから、行って「お借りできませんか?」って聞いたらその人が「これ、あげるよ」って。日村さんも「ありがとうございます!」って2人でテンション上がってキスしたら、向こうのおじさんが舌入れて来たんですよ(笑)。
日村 ビックリだよ……。

嫌いな食べ物をオススメされたらどうするのか?


――日村さん、嫌いな食べ物はあるんですか?
日村 メロンとスイカですね。ウニは苦手だったんですけど、もうイケます。で、スイカは子どもの頃は食べれたんですけど、クワガタとかカブトムシを飼ってたかごの臭いを思い出して食べられなくなったんです。で、設楽さんが「メロンは?」って言うから「いや、メロンは食える」「いや、メロンもスイカと一緒じゃん」って延々と言われてたら、メロンも食えなくなっちゃったんです(笑)。
設楽 これは俺も申し訳ないことしたなと思って。ずっと2時間くらい、耳元で「メロンも一緒だよ」って。
日村 「一緒じゃない、一緒じゃない!」
設楽 「メロンもほら、同じ臭いじゃん」ってずっと言ってたら、本当に食べれなくなっちゃって。
日村 で、俺はナスが好きで「ナスも一緒じゃん」って言いかけてるから「ナスは奪わないでくれ!」ってお願いしてます(笑)。
――現地でメロンをオススメされたらどうしますか?
日村 これ、大ピンチなんですよ!
設楽 たしかに。どうすんの?
日村 でも、食べなきゃいけないですからねぇ。だから、その旨も全部言うと思います。「俺、メロン苦手ですけど」って。
設楽 でも「すごいおいしい」って言われて食べたら、食べれるようになるかもしれない。
日村 でも嫌いになってから高級メロンを食べる機会があったんですけど、高級になればなるほどマズイ。臭いわぁ……。
設楽 フハハハ! 出てこないことを祈るしかない。
日村 でも、出たら食べます! 「食べれませんけど食べます」って言って食べます。

スタッフがダウンするほど過酷なロケをこなす日村と、他人事の設楽


――割と短時間のロケでいっぱいグルメを食べてますけど、胃袋に自信はありますか?
日村 メニューは残さないと決めているので、スタッフとみんなで食べてるんです。でも、肉が連発で来たり、丼ものが何回か続いたりするとやばいんですよ。いつもロケにはADの子と若い作家がいるんですけど、今回はその作家が急に体調が悪くなって。「あいつ、どこ行った?」って言ったら「今、車で寝てます」って。そうなるとピンチなんですよね(笑)。
設楽 遠い場所だと土日の泊まりで行ってるんですけど、金曜日はラジオを朝までやってるんですよ。で、寝ないでそのまま行って丼飯を朝から食ってる。その作家も、ラジオのスタッフに入ってるんです。だから、たぶんダウンしたんでしょうね(笑)。寝ないで行って食べてるでしょ? 「これから行く」って言われると「うわぁ」って思いますもんね。「がんばってー」って。
日村 「うわぁ」って(笑)。

なるほど。バナナマン2人の個性がくっきりと色濃く浮かび上がる番組でもあった。
(寺西ジャジューカ)