冨樫義博の『HUNTER×HUNTER』が休載されてから12週目になる。今回は単行本12巻の巻末に掲載された第2回人気投票の結果を第1回とともに振り返る。


TOP10は以下の通りになっていた



第一回は単行本7巻に収録されたもの。ゴンとキルアが天空闘技場で経験を積んでいたころ。ランカーの顔触れを見ると、10位以外がすべてハンター試験の関係者であったことが分かる。
第二回が掲載された12巻はクラピカVS幻影旅団の真っ只中。試験以降、顔を見せなくなったポンズたちを弾きだし、幻影旅団の団員が4人ランクイン。このランキングを受けて冨樫も幻影旅団の人気の高さに驚いたというコメントを残していた。
2回にわたるランキングで、キルアとクラピカが主人公のゴンを差し置いて1位と2位。3位の主人公・ゴンと大差をつけての1位争いを見せている。ここでクラピカとキルア、それぞれの投票理由をいくつか紹介する。


1位キルア
超美形でかっこいい!!
冷たさとかわいさのギャップが大好き!!
とんがり具合が○

2位クラピカ
男なの? 女なの?
好き好き好きっ!!
凛とした強さに憧れます!!


猫目で優れたルックスを持つ2人は、戦いの中で非情で残酷な一面を見せることがある。だからこそ、ふとしたときの優しさが際立つ。キルアは子どもでツンデレ、クラピカは優等生でツンデレ。ゴンにはない二面性を二人は持っている。

ここで幽☆遊☆白書の人気投票(第1回・第2回)も見てみる。



第1回は暗黒武術会1回戦の幽助VS酎戦の頃に載せられたもの。第2回は同大会決勝で幽助VS戸愚呂の頃に載せられたもの。
第1回はまだ登場人物が充実していなかったせいか、桑原の子分的キャラ・桐島(イケメン)がランクイン。第2回ではヒロインの螢子が締め出され、代わりに同じく女性キャラの幻海が第7位に。幻海は第1回人気投票が行われていた時点ですでに登場していたのだが、おそらく、霊波動で若返った幻海の美しさを見て心奪われた読者が多かったんじゃないか(私もそうである)。

1位はキルアと同じ非情ツンデレキャラである飛影が連覇。ルックスも似ている。うすら笑いを浮かべて殺しに興じることがあるのにも共通点がある。飛影の方が「ツン」の要素は強い。

クラピカと同じ知略キャラの蔵馬は第1回で2位を逃している。しかし、2回目の人気投票では第2位。裏浦島とのバトルで妖狐に変身し、サディスティックな一面を見せたことが大きいんじゃないか。スーパーファミコンのゲームで蔵馬を使って妖狐に変身させたがる人が増えた。

人気投票で冷遇されがちな人情キャラ


ツンデレ生意気キャラ(イケメン)、理論派優等生キャラ(イケメン)。みんな、主人公よりもそういう要素を持った人間が好きなのだ。で、桑原しかり、レオリオしかり、『SLAM DUNK』の赤木剛憲しかり、人情系キャラは後回しにされてしまう。
またいつか人気投票があるなら、レオリオは4位になってほしい。
(山川悠)

参考「HUNTER×HUNTER1」12巻。女性であってほしいクラピカ