展覧会「発掘された珠玉の名品 少女たち―夢と希望・そのはざまで 星野画廊コレクションより」が、京都文化博物館にて開催される。会期は、2023年7月15日(土)から9月10日(日)まで。

“少女たち”を描く日本画&洋画約120点

画廊主自身の美意識を頼りに、画家の名声にかかわらず作品を幅広く収集している星野画廊。今回の展覧会では、そんな星野画廊のコレクションの中から、“少女たち”というテーマのもと、女性たちの人生を描いた約120点の日本画および洋画を展示する。

明治期の画家、笠木治郎吉の水彩画《花を摘む少女》。長年“謎の画家”とされてきた笠木治郎吉だが、近年の研究の成果によって再び注目を集めている。

点描風のタッチが特徴の《花摘図》は、洋画家の太田喜二郎がベルギー留学中に描いた作品。若い女性を明るいトーンで表現した油絵だ。

そのほか、黒いパラソルをさした女性を描く粥川伸二の《娘》や、呆然とする女性の姿が印象的な甲斐荘楠音の《畜生塚の女》などが展示される。

また、星野画廊を運営する星野桂三のトークショーや、オリジナルグッズの販売なども行われる。

【詳細】
「発掘された珠玉の名品 少女たち―夢と希望・そのはざまで 星野画廊コレクションより」
会期:2023年7月15日(土)〜9月10日(日)
時間:10:00〜18:00 ※金曜日は19:30まで。
休館日:月曜日(7月17日と7月24日は開館)、7月18日(火)
会場:京都文化博物館 4階・3階展示室
住所:京都府京都市中京区三条高倉
料金:
〇当日券
一般 1,500円/大高生 1,000円/中小生 500円
〇前売券・団体
一般 1,300円/大高生 800円/中小生 300円

※入場は閉室の30分前まで。
※20名以上で団体料金を適用。
※前売券は、2023年5月15日(月)〜7月14日(金)の期間で販売。

【問い合わせ先】
京都文化博物館
TEL:075-222-0888