13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



・日経平均は25日線レベルでの攻防

・ドル・円は115円09銭、ドル・円は小じっかり、日本株高は継続

・ファストリ、ビックカメラなど4社の目標株価変更









■日経平均は25日線レベルでの攻防





日経平均は反発。99.19円高の19233.89円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えた。米株安や円高が嫌気されるものの、前日の大幅な下げに対する自律反発の流れとなった。また、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>のほか、7&iHD<3382

>が決算を手掛かりに上昇。ファナック<6954>、KDDI<9433>などの上昇も指数を押し上げる一因となった。





ただ、積極的な上値追いの流れにはならず、日経平均は25日線レベルでの攻防が続いている。セクターでは小売、電力ガス、石油石炭、パルプ紙、精密機器、食料品が堅調。半面、鉄鋼、非鉄金属、その他製品、鉱業、銀行が冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が若干上回っているが、値上がり、値下がりはほぼ拮抗。





週末要因から積極的な売買は手控えられており、後場もこう着感の強い相場展開になりそうだ。日経平均、TOPIXいずれも上昇していることもあり、日銀のETF買い入れも期待できない。下支えの需給がないとなれば、引けにかけてのポジション調整に伴う売り圧力は意識しておきたいところであろう。





(株式部長・アナリスト 村瀬智一)





■ドル・円は115円09銭、ドル・円は小じっかり、日本株高は継続





13日午前の東京外為市場では、ドル・円は小じっかり。日本株の上昇が続き、前日までのドル売り・円買いが弱まった。ドル・円は、11日のトランプ米次期大統領の記者会見で景気対策などへの言及がなかったことによる失望で、NY市場では一時114円を割り込んだ。ただ、東京市場では調整のドル売りは一服し、日経平均株価の上昇を手がかりにドルは値を戻す展開となった。



日経平均の堅調地合いを背景に、ドル・円は115円を回復し、115円15銭まで上昇した。また、ランチタイムの日経平均先物は堅調推移となっており、目先の株高継続を見込んだドル買いが続いた。



なお、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は講演で「労働市場は全般的に強くなっており、賃金は上昇している」などと述べたが、為替への影響は限定的だったようだ。



ここまでのドル・円の取引レンジは114円55銭から115円15銭、ユーロ・円は121円62銭から122円13銭、ユーロ・ドルは1.0604ドルから1.0619ドルで推移した。





12時20分時点のドル・円は115円09銭、ユーロ・円は122円11銭、ポンド・円は139円92銭、豪ドル・円は86円14銭で推移している。



(為替・債券アナリスト 吉池威)







■後場のチェック銘柄、ファストリ、ビックカメラなど4社の目標株価変更





・ファストリ<9983>、ビックカメラ<3048>など4社の目標株価変更



・タカタ<7312>、IDOM<7599>、など9社がストップ高



※一時ストップ高(気配値)を含みます



・麻生財務相「トランプ氏の会見、政府としてコメント控える」



・イエレン米FRB議長「労働市場は全般的に強くなっており、賃金は上昇している」



☆後場の注目スケジュール☆





<国内>

・特になし



<海外>

・時間未定 中・12月輸出(前年比予想:-4.0%、11月:-1.6%←+0.1%)

・時間未定 中・12月輸入(前年比予想:+3.0%、11月:+4.7%←+6.7%)