5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、140円30銭から139円25銭まで下落し、139円56銭で引けた。この日発表された米国の5月サービス業PMI改定値の下方修正をきっかけにドル売りとなり、140円割れ。その後も5月ISM非製造業景況指数の予想外の低下や、4月製造業受注の伸び鈍化を受けてドル売りが加速した。米10年債利回りは3.75%台から3.65%台まで低下した。



 ユーロ・ドルは1.0675ドルまで下落後、1.0722ドルまで上昇し、1.0712ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)総裁らのインフレ懸念発言もユーロ買いにつながったとみられる。ユーロ・円は149円98銭から149円23銭まで下落した。



 ポンド・ドルは1.2369ドルまで下落後、1.2444ドルまで上昇。



 ドル・スイスフランは0.9119フランまで上昇後、0.9052フランまで下落した。