福島地方気象台によると、県内は冬型の気圧配置となり、14日から15日にかけて会津を中心に雪となる見込みだ。14日から始まる大学入試センター試験に向け、受験会場では雪かきをしたり、試験開始時間に遅れることなどを想定し、予備の受験室を設けるなどの作業が進められた。
 14、15の両日、全国一斉に行われる大学入試センター試験を前に、会津大(会津若松市)では13日、同大敷地で除雪作業が行われた。「万全の態勢で円滑な試験を行いたい」と大学の担当者。さらに大雪で遅刻した受験者対策として、試験開始の繰り下げに備える別室も準備した。
 三島町のある高校生は雪に備え、13日から会津若松市のホテルに宿泊し、路線バスで会津大の会場に向かう予定だ。高校生の母親(52)は「大雪の予報を見て前日からの宿泊を決めた。余裕を持って会場入りし、試験で力を出し切ってほしい」と願った。
 会津の高校の進路指導担当者は「公共交通機関を優先し、時間にゆとりを持ち出発することが大事」と口をそろえる。
 福島大(福島市)では同日、試験室の設営作業が行われた。福島大でも大雪による交通の乱れで多数の受験生が開始時間に遅れるケースや、受験生がノロウイルスを発症するケースなどを想定し、例年より大きな予備の受験室を用意した。県内の試験会場は福島大、福島医大、会津大、日大工学部、郡山女子大、いわき明星大、相馬高の7会場。平均点の中間発表が18日、得点調整の有無の発表が20日、平均点の最終発表が2月2日。
 体調不良などで受験できなかった志願者らを対象にする追試は今月21、22日に東京と京都で実施する。