元カメルーン代表のFWサミュエル・エトーは、インスタグラムでの発言をクラブに問題視され、チームの練習から外されることになった。21日付の英メディア『BBC』などが伝えている。

 エトーは20日に、インスタグラムの自身のアカウントでトルコ語によるメッセージを投稿。その中で、「おそらく、黒人だという理由で僕へのリスペクトを感じていない人たちがいるようだ」と述べていた。具体的に、誰を指しての発言であるかは明確にしていない。

 アンタルヤスポルのアリ・サファク・オズテュルク会長は今季序盤のエトーのパフォーマンスを批判しており、同選手のコメントは会長に向けられたものだと受け止められたようだ。クラブは公式サイト上に声明を掲載し、この件についての調査が完了するまでエトーに別メニューでの練習を命じることを明らかにした。

 これに対しエトーは、自身の投稿は会長を対象としたものではなかったと釈明。同会長を「兄弟」だと呼んだ上で、「どの選手も、アンタルヤスポルの利害より上位の存在ではない。全員が自分の場所を知るべきだ」とクラブへの尊重を強調するコメントを投稿している。

 その上で、最初の投稿については、「僕のことを何年も不当に批判し続けている人物へのメッセージ」だと説明。「彼は批判を続けているが、僕はトロフィーを獲得し続けたきた」と主張した。

 バルセロナインテルチェルシーなどで活躍し、輝かしいキャリアを歩んできたエトーは、昨年夏にアンタルヤスポルに加入。1年目は得点ランク2位の20ゴールを挙げる活躍を見せた。2年目を迎えた今季は3試合に出場して1ゴールを記録しているが、チームは開幕から1分け3敗と極度の低迷に陥っている。