マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元ウェールズ代表ライアン・ギグス氏が、いよいよ本格的に監督としてのキャリアをスタートさせることになるかもしれない。ウェールズのクラブであるスウォンジー・シティが同氏に関心を示していると、21日付の英紙『インデペンデント』などイギリス複数メディアが伝えている。

 ユナイテッドで選手として長年にわたって活躍してきたギグス氏は、MF香川真司も在籍していた2013/14シーズンの終盤にユナイテッドで選手兼監督として指導者デビュー。解任されたデイビッド・モイーズ監督の後を引き継ぎ、シーズン最後の4試合のみ指揮を執った。

 現役を引退し、その後の2年間ユナイテッドでルイス・ファン・ハール監督のアシスタントを務めたギグス氏は、オランダ人指揮官の後任監督の有力候補にも挙げられていた。だが結局ジョゼ・モウリーニョ現監督が就任したことで、長年過ごしたユナイテッドとの別れを決断することになった。

 スウォンジーは、そのギグス氏を新監督に迎える可能性を検討しているという。今年1月に就任したイタリア人のフランチェスコ・グイドリン監督は今季の成績や選手との関係が思わしくなく、クラブ首脳陣は監督交代に向けて動いている模様だ。

 スウォンジーは今季プレミアリーグ開幕戦で勝利を収めたものの、その後は1分け3敗で15位に沈んでいる。最近の試合ではウェールズ代表DFニール・テイラーや韓国代表MFキ・ソンヨンが途中交代させられたことへの不満を見せ、監督と選手たちの関係悪化が取りざたされていた。ギグス氏が新監督就任に応じるかどうかは不確定だが、いずれにしてもグイドリン監督は今季プレミアリーグで最初に解任される監督になるのではないかとみられている。

 "ギグス新監督"の誕生が実現したとすれば、11月初旬にはホームで古巣ユナイテッドとの初対戦を迎える。ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードでのアウェーゲームは4月末に予定されている。