イングランドの下部リーグに、スコットランドのセルティックレンジャーズ、プレミアリーグのクラブのBチームなどを参加させるという改革案は否定された。22日、イングリッシュ・フットボール・リーグ(EFL)が発表を行っている。

 イングランドのリーグ組織は、トップリーグであるプレミアリーグの下に、2部から4部にあたる「チャンピオンシップ」「リーグ1」「リーグ2」が存在している。この3つのディビジョンを統括するEFLは、将来的なリーグ改革に向け、リーグを構成する72クラブとの協議を22日に行った。

 改革の一つとして、現在各24チームで構成される3段階のリーグを、各20チームによる4段階のリーグに再編することが検討されている。計80クラブとなることで、現在の72クラブから新たに8クラブを加える必要が生まれることになる。

 EFLは新クラブの追加について、「プレミアリーグのBチームや、イングランド外のチーム、イングランドのサッカーのピラミッド外のチーム」が加わることはないと発表している。これにより、セルティックやレンジャーズがイングランドのリーグに参加する可能性は否定されることになった。

 セルティックとレンジャーズはスコットランドにおいて突出した存在であり、よりレベルの高い隣国イングランドのリーグに参入する案が過去にもたびたび持ち上がっていた。一方、トップリーグのクラブのBチームが下部リーグに参加するシステムはスペインやドイツのほか、近年のJリーグでも採用されているが、イングランドでの実現は少なくとも当面は見送られることになる。