ミランのフランス人FWエムバイェ・ニアンは、サッカー選手として成功できなかった場合には“コメディアン“の道を歩むことも真剣に考えていたという。24日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に語った。

 母国フランスのカーンで頭角を現したニアンは、2012年にミランに移籍。モンペリエ、ジェノアへのレンタルを経て、昨シーズンからは本格的にミランで出場機会を増やしている。まだ21歳と若く、チームの将来を担うことが期待される有望株だ。

 だが、将来については別のプランも持っていたとニアンは語った。「コメディアンだよ。僕のジョークにはみんな笑ってくれるからね。『サッカーで失敗したとしたら、コメディアンを仕事にしようか』と本当に考えていた時期も少しあったんだ」と話している。「今でもそうだ。家でもミラネッロ(ミランの練習場)でも、僕がジョークを言うたびにみんな笑っているよ」と、コメディアンとしての“実力“によっぽど自信がある様子だ。

 サッカー選手以外の道へ進む可能性は、他にもあったかもしれない。学生時代を振り返り、次のように語っている。「他の時間は全く勉強していなかったけど、体育だけは大好きだったよ。先生があまりにも美人だったからね。だから頑張ろうと思えたんだ。全教科の先生が彼女だったとすれば、今僕はサッカーをしていなかっただろうね」

 今年2月の交通事故による負傷を乗り越えたニアンは、今季はヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の信頼を得て、セリエAで出場停止となった1試合を除く全4試合に先発出場している。サッカー選手の道を選んだのは間違ってはいなかったようだ。