浦和レッズ 3-0 サンフレッチェ広島 J1 2ndステージ第13節】

 明治安田生命J1リーグ2ndステージ第13節が25日に行われ、浦和レッズとサンフレッチェ広島が対戦した。

 前節ステージ首位に立った浦和は、その試合で久々にゴールを決めた興梠が先発に復帰。別メニュー調整が続いていた槙野の代わりに宇賀神が最終ラインに入り、右サイドに駒井、左サイドに関根が起用された。

 最初に先制のチャンスをつかんだのは広島だった。30分、右サイドを抜け出したミキッチがペナルティエリア内で関根に倒される。しかし、相手サポーターによる大ブーイングの前でウタカがPKを外してしまい絶好機を逃した。

 その直後、今度は浦和がチャンスを迎える。34分、柏木が中央をドリブルで持ち上がり右サイドへ展開すると、並走していた武藤がダイレクトで折り返す。すると、ボールは全力で戻りながらクリアを試みた千葉の足に当たりゴールネットを揺らす。広島のオウンゴールで浦和が先制した。

 45分には青山がGK西川にプレッシャーをかけてパスをカットし、そのままゴールに迫るがこれは惜しくもサイドネットへ。オウンゴールという形で1点が生まれたものの、両者一歩も譲らず前半を終えた。

 後半開始直後は広島が立て続けにチャンスを作ったが、それをしのいだ浦和は柏木を起点に追加点を奪う。50分、ペナルティエリア左でボールを持った柏木が裏に抜けようとした高木に絶妙なスルーパスを通し、折り返しを興梠が押し込んだ。

 ステージ優勝に向けてひとつでも多くのゴールが欲しい浦和は相手の隙を見逃さない。60分、左サイドから中央へ入り込んでいた宇賀神が縦に1本のパスを通すと、広島の最終ラインを破った高木が抜け出してGKとの1対1も制し今季リーグ戦初ゴールとなるシュートを流し込んだ。

 広島も勝利をあきらめない。64分、相手DFとのポジション争いを制して塩谷のパスを引き出したウタカがゴールに迫る。しかし至近距離からのシュートはGK西川にセーブされる。直後のコーナーキックから生まれた塩谷のボレーシュートも西川の好セーブで得点にはならなかった。

 その後は皆川や森崎浩、佐藤といった攻撃的な交代カードを切って一矢報いようと積極的に仕掛けた広島だったが、最後まで浦和のゴールネットを揺らせず。前半のウタカのPK失敗をターニングポイントに、重要な一戦を落とした。

 一方の浦和は公式戦5連勝でステージ首位の座をキープした。シュートの数では広島の半分ほどだったが、少ないチャンスを確実にゴールに変える決定力が光っている。次節は優勝争いの行方を左右するガンバ大阪との1位2位直接対決に挑む。

【得点者】
34分 1-0 オウンゴール(浦和)
50分 2-0 興梠慎三(浦和)
60分 3-0 高木俊幸(浦和)