J1のアルビレックス新潟は27日、吉田達磨監督が退任したことを公式サイトで発表した。J1で監督交代となるのは柏レイソルFC東京名古屋グランパスに続いて4クラブ目となる。

 吉田監督は昨季、下部組織から率いてきた柏で指揮を執り、ACLで準々決勝まで進出。それでもリーグ戦では年間10位という成績となり、シーズン限りで退任となった。

 今季から新潟の監督に就任するも、2ndステージ第10節のサガン鳥栖戦から第13節の鹿島アントラーズ戦まで4連敗を喫するなどチームは苦戦。新潟が今季のリーグ戦で4連敗したのはこれが3度目となる。

 J2降格圏内となる16位・名古屋との勝ち点差は2ndステージ第9節時点で「9」あったのが、第13節終了時点で「1」に迫られるなど残留争いに巻き込まれてしまった。新潟は2004年からJ1の座を守り続けてきたが、今季は降格危機に瀕している。

 なお、後任には片渕浩一郎コーチがトップチームの監督に昇格となり、サッカースクールコーチの内田潤氏がトップチームコーチに就任する。北嶋秀朗コーチと安田好隆コーチはあわせて退任となった。

 片渕コーチはこの状況に「いま、チームが置かれている状況が厳しいのは十分理解しています。ただ、このクラブ、チームはJ1にいなければいけないと思いますし、その目的を達成するのが、自分たちの最大であり、最低の使命だと思います」と残留をサポーターに誓った。

 また、田村貢代表取締役社長は「結果だけではなく、内容面から見ても、チームに刺激と変化が必要と判断し、今回の監督交代に至りました」と監督交代の理由を説明している。

 新潟は残り4試合でジュビロ磐田(アウェイ)、浦和レッズ(ホーム)、ガンバ大阪(アウェイ)、サンフレッチェ広島(ホーム)と対戦する。