マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードは、10月に行われるロシアワールドカップ欧州予選に向けてイングランド代表に招集されることがほぼ確実となった。29日付の『インデペンデント』など英複数メディアが伝えている。

 18歳のラッシュフォードは今年2月にユナイテッドで衝撃的なデビューを飾ると、そのわずか3ヶ月後にはA代表にも初招集。EURO2016を戦う23名のメンバーにも残り、一気にスターダムへ駆け上がる"シンデレラボーイ"となった。

 だが、EURO終了後に代表監督に就任したサム・アラダイス氏は、今月4日に行われたW杯予選スロバキア戦にラッシュフォードを招集せず。U-21代表に招集された同選手は、A代表より遅れてのU-21代表デビューとなったU-21欧州選手権予選のノルウェー戦でハットトリックの大活躍を見せた。

 アラダイス氏は英メディアの暴いたスキャンダルによって退任に追い込まれ、10月のマルタ戦、スロベニア戦ではこれまでU-21代表を率いていたギャレス・サウスゲート氏が暫定監督を務める。A代表の発表に先立ち、U-21代表の後任となったエイディ・ブースロイド監督が10月の試合に向けた招集メンバーを発表したが、そこにラッシュフォードの名前はない。これにより、サウスゲート暫定監督率いるA代表への招集が確実視されている。

 今季のユナイテッドでは昨季に比べて先発の機会が減少していたラッシュフォードだが、プレミアリーグで4試合に出場して3得点と確実に結果を出している。前監督のスキャンダルによるイメージ悪化が懸念されるイングランド代表にも、フレッシュな空気をもたらすことができるだろうか。