ヴィッセル神戸 3-0 川崎フロンターレ J1 2ndステージ第14節】

 明治安田生命J1リーグ2ndステージ第14節が1日に行われ、ともにステージ上位を争うヴィッセル神戸と川崎フロンターレが激突した。

 先に行われた試合で浦和レッズガンバ大阪を下したことで、浦和が年間総合成績で川崎を上回り暫定首位に浮上。すでにチャンピオンシップ進出は決めているとはいえ年間首位の座を奪い返したい川崎は、エースのFW大久保嘉人が出場停止を終え復帰を果たした。

 キックオフからわずか約10秒、川崎はいきなり最初の決定機を迎える。ファーストプレーでゴール前に抜け出した小林悠がボールを浮かせて先制点を狙ったが、GKキム・スンギュが落ち着いて対応しゴールは許さなかった。

 最近6試合で5勝1分けと絶好調の神戸もすぐさま反撃。4分、松下佳貴が左サイドから送った低いクロスをファーポストで受けた渡邉千真が完全にフリーになったが、狙い澄ましたシュートは惜しくも右ポストを叩いてゴールならず。

 両チームが積極的に攻め合う中、先手を取ることに成功したのは神戸だった。27分、GKの中途半端なクリアを誘ってボールを奪うと、素早くショートカウンターへ。三原雅俊のパスを受けた渡邉が左へ流れながらDFをかわし、GK高木駿のニアを破るシュートを突き刺した。

 1-0で折り返した後半も、引き続き神戸がゴールに迫る。57分にはスルーパスを受けて抜け出した松下がシュートを放ち、GKに弾かれたボールをもう一度拾う。パスを受けた渡邉はGK不在となったゴールにシュートを流し込もうとしたが、勢いを欠いたボールはゴールライン上でDFにクリアされた。

 それでも、そのわずか2分後には大きな追加点。橋本和のパスを受けたレアンドロが、ペナルティーエリア左から右足で強烈なシュートを突き刺した。さらに76分、エリア手前でボールを受けたレアンドロは渡邉に当ててリターンを受け、ゴール前に抜け出すとGKとの1対1の形から確実にゴール。得点ランク首位に浮上するレアンドロの今季19点目で、神戸が3-0と大きくリードを広げた。

 そのまま3点差で試合を終えた神戸は、川崎などを抜いて2ndステージ2位に浮上。残り3試合で首位浦和との5ポイント差からの逆転タイトルを狙う。川崎はステージ3位に後退するとともに、年間首位の座を浦和に明け渡した。

【得点者】
27分 1-0 渡邉千真(神戸)
59分 2-0 レアンドロ(神戸)
76分 3-0 レアンドロ(神戸)