2016年シーズンのインド・スーパーリーグ(ISL)が現地時間1日に開幕し、この日唯一行われた試合でノースイースト・ユナイテッドがケララ・ブラスターズに1-0の勝利を収めた。この試合で、日本人選手の遊佐克美が決勝ゴールを記録している。1日にリーグ公式サイトや公式ツイッターアカウントが伝えた。

 世界各国から多くのスター選手や大物監督らを呼び寄せることで注目を集めてきたISLは、リーグ設立から3年目を迎えている。10月から12月の短期間で開幕されるリーグは、1日に今季の開幕戦の1試合が行われた。

 55分に今シーズンのISL最初のゴールを記録し、ノースイーストに勝利をもたらしたのは、今季から加入した日本人選手の遊佐だった。ISLでは、日本出身でインド代表入りを果たした和泉新が昨季からプレーしているが、日本国籍の選手としては遊佐が初の同リーグ所属選手である。

 現在28歳の遊佐は2007年にサンフレッチェ広島のユースからトップチームに昇格し、J1で1試合、ナビスコカップで2試合に出場。その後ツエーゲン金沢(当時北信越1部)への期限付き移籍を経て、FC岐阜セカンドへ完全移籍したあと、2010年にパラグアイに渡って海外での挑戦をスタートさせた。2011年からはインドでプレーし、ISLとは別組織の国内1部リーグであるIリーグで活躍。今季は初めてISLでプレーすることになった。

 ノースイーストでのデビュー戦で大きな仕事を成し遂げた遊佐は、試合後のインタビューで「僕にとっても、チームにとっても重要なゴール」とコメント。2万7000人以上の大観衆からの応援を「ファンタスティック」と表現し、「みんなスタジアムに来てくれて、叫び声を上げ、エンジョイしていました。彼らのサポートはチームにとってすごく大事なものです」と感謝を述べた。

 ノースイーストにはFWカレン・ロバートの加入も決定しているが、ビザ取得の手続きを終えていない同選手はまだインドに渡っておらず、開幕戦に出場はしなかった。ノースイーストの次の試合は現地時間4日、元日本代表監督ジーコ氏が率いるFCゴアとの対戦となる。