セルティックで活躍する若手FWムサ・デンベレの代表招集を巡って、イングランドとフランスが争奪戦を繰り広げることになるかもしれない。1日付の英紙『ミラー』が伝えている。

 現在20歳のデンベレはフランスで生まれ、16歳だった2012年にフラムの下部組織に加入。トップチームで頭角を現して評価を高め、多くのビッグクラブからの関心を引きつけることになった。チェルシーで活躍したFWディディエ・ドログバに似ていることから“ドログバ2世“とも呼ばれる。

 トッテナムやパリ・サンジェルマン、チェルシー、ナポリ、ユベントスなどからの関心が噂されながらも、デンベレが移籍先に選んだのはセルティック。スコティッシュ・プレミアリーグでは宿敵レンジャーズとのダービーマッチでハットトリックを記録するなど5得点を挙げ、チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦でも2ゴールを奪うなど、期待に違わぬ活躍を見せている。

 そのデンベレに対し、イングランドサッカー協会(FA)も目をつけているという。これまでフランスの各年代の代表チームでプレーし、今週にはU-21代表にも初招集されたデンベレだが、フランスでのA代表デビューを飾る前にイングランドが招集の可能性を探ることもあり得るのではないかとみられている。

 国際サッカー連盟(FIFA)の規定により、英国にルーツを持たないデンベレがイングランド代表への招集資格を満たすためには5年間の居住要件を満たす必要があるが、デンベレは来年にはフラムに加入してから5年間が経過することになる。本人はフランス代表でのプレーを望んでいるのではないかとの見方を『ミラー』は伝えているが、このまま活躍を続けていけばイングランドも招集に挑戦することになるかもしれない。