カメルーン代表史上最多の137試合に出場し、4度のW杯でもプレーしたリゴベール・ソング氏が、生命の危機に瀕している。英紙『サン』などが報じた。

 ソング氏は1994年、1998年、2002年、2010年と4度のW杯に出場し、南アフリカ大会の日本戦ではベンチ入りしていた。また、94年アメリカ大会と98年フランス大会で退場処分を経験し、W杯2大会連続で退場した唯一の選手として知られる。

 2015年からチャド代表監督として指導者のキャリアを開始し、まだ40歳と若いソング氏だが、現地時間2日、カメルーンの首都ヤウンデ近郊の自宅で脳卒中を起こして病院に緊急搬送された。現在は生死の境をさまよっている状態だという。

 これを受けてかつてのチームメイトたちが続々と支援を表明した。カメルーン代表の後輩にあたるサミュエル・エトーはインスタグラムで「勇気と早期回復を祈っている。ビッグブラザー!」とエールを送った。

 リバプール時代ともにプレーしたジェイミー・キャラガー氏も普段の毒舌から打って変わって「リゴベール・ソングにとって最後はすべてがうまくいくことを願っている」とツイート。同じくリバプールの伝説的FWロビー・ファウラー氏もツイッター上でソング氏の回復を祈った。

 かつてアーセナルバルセロナでプレーし、現在ロシア1部のルビン・カザンに所属するアレクサンドル・ソングの叔父としても知られ、南アフリカW杯では同じチームでプレーしたリゴベール・ソング氏。アフリカでは英雄的存在で指導者としての将来も期待されていただけに、突然の病に衝撃が走っている。