日本代表は4日、ロシアW杯アジア最終予選のイラク代表戦、オーストラリア代表戦に向けて埼玉県内で練習を行った。

 アーセナルからシュツットガルトに期限付き移籍中の浅野拓磨。他の日本代表の主力がヨーロッパのクラブで出場機会を得られていない中、浅野は順調に出場を重ねている。しかし、さらなる成長の必要性も感じている。

「ドイツに行って、ピッチの中でいろいろ感じるものはありますけど、僕はまだまだだなというふうに感じたのが正直なところ」

 通用しないと思っているのではなく、あくまでも伸ばせる部分が多いということだ。特に「球際のところは、やっぱりすごく厳しいなと。元々、試合の中で自分の課題にはしていたけど、ボールを失う回数が改めて多い」と感じたそうだ。そして「ドイツ2部というのは球際のところがすごく激しいリーグだと聞いているし、そこを上げていかないと生き残ってはいけない」と話した。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の言う『デュエル』についても、その重要性を再認識したという。

「この代表に来ても球際っていうのはすごく厳しく言われる。それを改めて世界の場で感じられたというのが、すごく自分の中で大きな何かを得られたのかなとは思う」

 今後、ハリルジャパンの最前線でプレーしていくには、岡崎慎司という大きなライバルとの競争に勝たなければならない。そのことについて浅野はこう話す。

「僕もやっぱりスタメンから試合に出ていかないといけないと強く思う。岡崎さんみたいないい見本がいるので、まずはあの人のいい部分っていうのをしっかり見て、盗みながら自分のものにしていけたら。それだけじゃなくて、僕のいいところを忘れてはいけないと思うので、そこをまず100%生かしながらいいところを盗んでいって、いずれポジションを奪えるような選手にならないといけない」

 強い決意を語った“ジャガー”は今回の2連戦でピッチに立った時、どのようなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)