日本代表は6日、ロシアワールドカップアジア最終予選でイラク代表とホームで対戦する。

 6大会連続のワールドカップ出場に向けて引き分けも許されない状況だが、海外組の多くが所属クラブで出場機会を得られていない状況にある。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督への風当たりも強くなる中、イラク戦で起用すべき11人を編集部が厳選した。

 センターバックには鹿島で成長著しい植田直通をチョイスした。ハリルジャパンにはコンスタントに招集されているものの、キャップ数はいまだゼロ。吉田麻也はスピードに難があるため、DFラインを高く設定するのであれば植田を起用したいところだ。

 さらに左サイドバックは太田宏介とした。最後に代表で出場したのは昨年8月に開催された東アジアカップで、フィテッセ移籍後の出場はない。先の2試合での日本代表はクロスを多用したもののなかなか得点に繋がらなかった。クロス精度の低さは長らく指摘されており、正確なキックを持つ太田は攻撃に厚みを持たせられる存在である。

 清武弘嗣は「出場機会の少ない海外組」のひとりに当てはまるが、代表戦では常に安定したパフォーマンスを見せている。また、UAE戦では先制ゴールをアシストしたように、セットプレーでは大きな武器になる。これまでハリルジャパンには絶対的なキッカーがいなかったが、清武はその可能性をUAE戦で証明している。

 また、岡崎慎司を右サイドに、本田圭佑を1トップに配置。これまでのハリルジャパンでは2人のポジションは逆だったが、この配置の方が2人本来の能力を引き出せるのではないだろうか。

 本田は南アフリカW杯で示したように、フィジカルの強さとボールキープに優れている。サイドではカットインからのシュート以外に攻撃のバリエーションが少なく、スピードも不足している。1トップに置くことで高い位置でボールをキープし、攻撃の形を作ることができる。またヘディングも強く、クロスからの得点も期待できる。

 岡崎はザッケローニ体制では右サイドを基本ポジションにゴールを量産していた。ハリルジャパンになって以降も得点数はペースダウンしていないものの、格上相手や重要な試合(イラン戦、ボスニア戦、UAE戦など)ではゴールを決められていない。

 レスターでも2トップの一角としてプレーしているように、1トップで単独で打開できるタイプではない。ザックジャパン時代のように右サイドからゴール前に侵入しゴールを狙うパターンはハリルホジッチ監督の新たなオプションとなるかもしれない。

 タイ戦で貴重な先制ゴールを奪った原口元気は、サイドなど攻撃的なポジションに固定して起用すべきだ。ハリルホジッチ監督はサイドバックやボランチなどの適正とは言えないポジションで起用したこともあったが、ブンデスリーガでもサイドで攻守に渡って献身的な姿勢を見せており、本来のポジションで起用を続けるべきだ。