イラク代表のラディ・スワディ監督は5日、翌日のロシアW杯アジア最終予選の日本代表戦に向けた記者会見に臨んだ。
 
 すでに2節を消化し、イラクは2連敗を喫している。しかし、スワディ監督は「すべての国に進むチャンスがある。イラクは連敗したが、まだチャンスがあると思う。明日の日本代表との戦いでチャンスをもらえると思う」とポジティブだ。

 日本を倒すため、イラクは周到な準備を積んできた。ヨーロッパでプレーする選手もいるが、すでに全員でミーティングをして個人面談も済ましているという。スワディ監督は「日本のサッカーをよく知っている。アジアでもトップの選手がプレーしている。いろいろな試合を見てきたし、短所や長所もしっかり勉強してきた」と今予選初勝利に自信をのぞかせた。

 サッカーイラク代表は国民の希望でもある。情勢が不安定はサッカー選手やイラクサッカー界にとって「世界に進出するための大きなモチベーションに代わっている」とスワディ監督は語る。

「明日はいいゲームをしたい。バランスのよいゲームをしたい。勝つかどうかわからないが、勝つためにきた。何点取れるかはわからない。選手たちの力や才能をすべて発揮していきたい」

 W杯出場はイラクにとって大きな意味を持つ。それだけに負ければ世界への扉が閉ざされかねない日本戦はイラク代表にとって計り知れないほど重要な一戦だ。中東の強豪は日本に6連敗中だが、死に物狂いで、捨て身で勝利だけを目指して襲いかかってくるに違いない。

(取材:植田路生、文・構成:編集部)