パリ・サンジェルマン(PSG)所属のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアは、代表チームでもう一度国際大会の決勝戦に敗れたとすれば、代表を引退することになると見通しを述べている。4日にアルゼンチンメディア『TvCスポーツ』に語った。

 アルゼンチン代表は2014年ワールドカップ決勝でドイツ代表に敗れ、28年ぶりとなる悲願の優勝を成し遂げることはできなかった。その翌年に行われたコパ・アメリカでは決勝に進んだものの、開催国チリに敗れて準優勝。さらに、特別大会として行われた今年のコパ・アメリカ・センテナリオでも再び決勝でチリに敗れてタイトル獲得を逃した。

 決勝での3連敗という結果には、ファンだけでなく選手たちの落胆も強い。エースのFWリオネル・メッシは、今夏の決勝に敗れたあと一旦代表引退を表明したほどだった。

 ディ・マリアにも、メッシの気持ちは痛いほどよく分かったようだ。「ああいう瞬間には、そういうことが頭に浮かぶ。決勝に一度敗れることはあるだろう。でも3回連続で敗れるというのは全く違う」と語る。「レオがもう一度戻ってくることはないと思ったよ」と、メッシが結局引退を撤回したことは意外だったと認めている。

 ディ・マリア自身も代表引退を考えたが、家族の説得により思いとどまったという。「僕も(メッシと)同じ決断をしようと考えた。でも妻や父が一番に止めようとしたんだ。『やめる』と言うのは不可能だったよ」。しかし、「もう一度敗れることになれば、もう(代表に)戻らないと思う」とも付け加えた。

 アルゼンチン代表は現在2018年ロシアW杯南米予選を戦い、日程の半分弱を終えた時点でW杯出場圏内の3位に位置している。2年後には決勝に進むだけでなく、決勝で勝利を収めることができるだろうか。