かつてレアル・マドリーを率いた名将ファビオ・カペッロ氏は、古巣の苦戦の原因はエースのFWクリスティアーノ・ロナウドにあると指摘している。5日にスペインラジオ『オンダ・セロ』で語った。

 バルセロナからのリーガエスパニョーラ王座奪回とチャンピオンズリーグ連覇を目指すマドリーは、今シーズンを非常に順調にスタートさせていた。セビージャを下してスペイン・スーパーカップのタイトルを獲得したのを皮切りに、開幕から公式戦6連勝を収め、リーガでは昨季から続く連勝が歴代最多記録の16試合に並んだ。

 だが、9月21日のビジャレアル戦を1-1のドローで終えて以来ペースダウン。そこから公式戦4試合連続ドローに終わり、リーガ首位の座も宿敵アトレティコ・マドリーに奪われてしまった。無敗を継続しているとはいえ、ジネディーヌ・ジダン監督のチームは「危機」に陥っているとも言われ始めるほどだ。

 カペッロ氏は古巣の不振について、「レアル・マドリーの今の問題はクリスティアーノ・ロナウドにある」とコメント。「彼はフィジカルコンディションが良くない。そして、チーム最高の選手だ」と続けた。エースが万全の状態ではなく、本来の力を発揮できていないことに最大の問題があると主張した。

 ポルトガル代表として出場したEURO2016決勝で負傷したC・ロナウドは、今季のスタートまでに復帰が間に合わず、リーガ開幕から2試合を出場。これまで4試合に出場してわずか1ゴールにとどまっている。C・ロナウドの完全復活こそが、マドリー復調の鍵となりそうだ。