イタリア・セリエBのトラパニで指揮を執るセルセ・コズミ監督の愛車が”炎上”する事件が発生した。5日付の『コッリエレ・デッラ・セーラ』などイタリア複数紙が伝えている。

 報道によれば、事件は4日の夜に発生。コズミ監督の自宅近くに駐車されていた同監督の愛車「アウディA6」が炎上したとのことだ。消防が鎮火させたものの、車は大幅に損傷した様子が写真に捉えられている。負傷者はいなかったようだ。

『コッリエーレ・デッラ・セーラ』はこの一件について、「放火の可能性もある」と伝えている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などは、最初の調査では放火をうかがわせる可燃物は見つからなかったとしながらも、さらなる調査が行われていると報じた。

 クラブは指揮官や家族へのサポートの思いを強調しつつ、「クラブを含めて誰も、いかなる意見や判断を述べることも認められない。ただ調査結果を待つだけだ」と公式サイトでコメント。サポーターグループも同様の声明を出したと『ガゼッタ』が伝えている。

 イタリア南部シチリア島に本拠地のあるトラパニは、昨季セリエBでレギュラーシーズン3位と躍進。クラブ史上初のセリエA昇格に迫ったが、プレーオフ決勝でペスカーラに敗れて昇格を逃した。今季は一転して低迷し、7試合を終えて未勝利で降格圏の21位に沈んでいる。

 コズミ監督は過去にセリエAでペルージャ、ウディネーゼ、レッチェ、シエーナなどを指揮。2014年からトラパニを率い、昨季の躍進によりトラパニの名誉市民も授与されている。