イングランド代表のキャプテンを務めるウェイン・ルーニーに、自国のサポーターからブーイングが浴びせられた。ギャレス・サウスゲート暫定監督は異論を唱え、代表チームの功労者を尊重すべきだと訴えている。8日付の『スカイ・スポーツ』など複数の英メディアが伝えた。

 イングランド代表は現地時間8日に行われたロシアワールドカップ欧州予選の試合でマルタと対戦。所属するマンチェスター・ユナイテッドでここのところ先発を外れているルーニーの招集や起用には賛否両論があったが、サウスゲート暫定監督はルーニーを中盤に置いてフル出場させた。

 試合はイングランドが2-0の勝利を収めたものの、本拠地ウェンブリーのサポーターはルーニーのパフォーマンスに不満だった様子。観客席の一部からはブーイングが浴びせられていた。サウスゲート監督は試合後に、「(ブーイングを)理解はできないが、それが現状のようだ」とした上で、ルーニーへのサポートを訴えている。

「彼への批判は、時にアンフェアなこともある。それでも彼は前へ進んでいく。プライドを持ってプレーし、プライドを持って自分の国のキャプテンを務めている」

 ジョン・テリーフランク・ランパードアシュリー・コールらイングランド代表で長年プレーした選手たちの名前を挙げ、「彼らもたくさん批判を受けたが、他の選手たちなら尻込みするような時でも、何度も何度もイングランド代表でプレーすることを強く望んでいた。ウェインもそういう選手だと思う」とサウスゲート監督はキャプテンをたたえた。

 9月のスロバキア戦に続いて2戦2勝としたイングランドは、勝ち点6でグループ首位と順調。11日にはアウェイでスロベニアと対戦する。