スペイン代表のフレン・ロペテギ監督は、ロシアW杯後の代表引退を表明したDFジェラール・ピケの決断に理解を示している。10日付の『マルカ』などスペイン複数メディアが同監督のコメントを伝えた

 スペイン代表は現地時間9日に行われたW杯欧州予選、アウェイでのアルバニア戦に2-0の勝利を収めた。バルセロナ所属のDFピケは試合後に、2018年のW杯を最後に代表チームから去る意向を明らかにしている。

 以前から代表引退を考えていたというピケだが、決断を下す最後のきっかけとなったのは、この日の試合で起こった騒動だった。ピケは代表ユニフォームの袖口にあしらわれた国旗カラーのライン模様を切り取ったとして騒がれたが、実際にはラインの入っていない長袖ユニフォームをカットしたものを着用していた。

 これまでにも批判を受け続けてきたピケは、この騒動が代表引退決断の「最後のひと押し」になったと話している。ロペテギ監督は、「聞いた通りだとすれば、真面目な話だとは思えない。我々にとっては足を引っ張られることだ」と騒動に不快感を示しつつ、「ピケのことは理解できる」と代表引退を受け入れる姿勢を示した。

 ピケのプレーについては「イタリア戦と同じく、際立っていた選手の一人だった」と称賛。「彼の姿勢に全く疑いの余地はない。我々は彼のパフォーマンスに非常に満足しているし、他の選手たちに対しても同じだ」と述べている。

 スペイン代表はこの日の勝利で2勝1分け。イタリアを抑えてのグループ首位に立ち、ロシアW杯出場へ向けて前進している。