日本代表は、11日にロシアW杯アジア最終予選の試合でオーストラリア代表と対戦する。レバークーゼン所属のオーストラリア代表FWロビー・クルーズは、チームメートのFWティム・ケーヒルが今回も日本にとっての脅威となることを期待している。オーストラリアサッカー連盟公式サイトがクルーズのコメントを伝えた。

 オーストラリアのエースとして長年にわたって活躍を続けてきたケーヒルは、過去に何度も日本代表の前に立ちはだかってきた“天敵“だ。2006年W杯初戦で日本から2ゴールを奪った活躍が最も印象的だが、その後もW杯予選やアジアカップなどでたびたび日本を苦しめてきた。

 36歳となったケーヒルは、今回の最終予選では3試合中2試合にいずれも後半途中から出場しており、もはや絶対的な存在ではないかもしれない。それでも、「彼は日本に対して良い記録、良い歴史がある。きっと日本は今でも彼を恐れているだろうね」とクルーズは語る。

「世界中のどんなチームでも、ティミー(ケーヒル)のことは怖いだろう。年齢や今の状態がどうであってもね。エリア内で良いボールを受けることができれば、彼は10回中9回競り勝つことができるはずだ。先発でもベンチスタートでも、インパクトを与えてくれる選手だ」とベテランFWへの信頼を強調した。

 ケーヒル自身も、日本との対戦を楽しみにしつつ、試合への自信を覗かせている。「アジアのチーム相手には、素晴らしい思い出がいくつかある。たくさんゴールを決められて幸運だったよ。日本からは2006年に決めたし、他にもW杯予選などでね。今回も特別な夜になるだろうね」と、9日付の豪紙『シドニー・モーニング・ヘラルド』が同選手のコメントを伝えた。

 だが、日本にとって怖い相手はケーヒルだけではない。不動の存在だった大エースに代わる新たな“9番“としてポジションを確保しつつあるFWトミ・ユリッチも警戒が必要な選手の一人。クルーズは、「誰もが新たなティム・ケーヒルを探そうとしているが、トミ・ユリッチはトミ・ユリッチだ」と述べつつ、最終予選ですでに2得点を記録しているストライカーに期待する様子を見せている。日本代表としては、相手が誰であれ対応できるよう万全の対策をしておくしかない。