日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は10日、ロシアワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦に向けた前日会見に出席し、試合に向けた意気込みを語った。

 ホームでUAEに敗れて最終予選は黒星発進となった日本だが、その後は2連勝を飾っている。しかし、先のイラク戦は試合終了間際に劇的ゴールが決まって辛うじて勝ち点3を獲得するなど、選手たちも満足のいく内容ではないと口を揃えていた。

 オーストラリアメディアから、「最近日本代表への批判が続いていることはフェアか」と問われたハリルホジッチ監督は、自らの考えを述べた。

「勝利もあった。試合に勝っても批判される。その質問には皮肉にしか聞こえないが、この批判は誇りを持って受け入れる。移動もあったり時差ボケもあった。48時間後にそれは消えているが」

 さらにイラク戦での劇的勝利を評価する一方で、日本はアジアでトップレベルにないことを改めて強調した。

「前回、我々は勇気で勝った。日本に関しては新しいことだったかもしれない。勝っても嬉しくない人にはごめんなさいと言うしかない。何人かの人は日本が一番強いとまだ思っているが、そうではない」

 FIFAランクでも日本を上回るアウェイでのオーストラリア戦は、最終予選の中でも最大の難所といえるが、勝てばグループ首位に浮上する可能性もある。

(取材:植田路生【メルボルン】、文・構成:編集部)