日本代表は10日、翌日のロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦に向けて、試合会場のドックランズスタジアムで公式練習を行った。

 左足首痛のため9日まで全体練習を回避していた岡崎慎司が戻ってきた。練習開始前、他の選手たちとともにピッチに現れると、リフティングゲームなどでボールに触れ、笑顔も見せていた。明日のオーストラリア戦出場の可能性が出てきている。

 練習が始まると、最初に4分間ほど青空ミーティングを行った。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が身振り手振りを交えながら熱弁を振るう場面もあり、最後は全員で声を出して気合を入れて締めた。

 それが終わると1分間ほどピッチの周りを全員で歩き、ランニングへ移行。4分間ほどピッチ外周を走った。GKは途中でグループから抜け、ストレッチの後基礎練習に移っている。

 そこでは短いパス回しのあと、グラウンダーのボールキャッチ、バウンドボールのキャッチ、体の正面でのキャッチといった基本的な動きで体を温めた。そして次に、近距離の味方へ届けるゴロでのスローイングを入念に確認した。

 一定の強さでボールをコントロールし、正確に味方の足もとへ投げるため、あらかじめ設定されたラインを狙って下投げでスローイングしていた。攻撃へ素早く移る場面でも、遅攻で低い位置からパスをつなぐ場面でも使えるプレーを意識していると見られる。

 フィールドプレイヤーは20人が4列に分かれて、体の様々な部位を動かしながらほぐしていく。表情は真剣そのもので、チームから緊張感がただよっていた。ここで報道陣への公開が終了。なお、ハリルホジッチ監督はミーティングの後から一人、黙々とピッチの外周をランニングしていた。

(取材・文:舩木渉【メルボルン】)