Jリーグは12日に理事会を行い、来季のリーグ戦において「サマーブレイク制度」が創設されることが承認されたと、村井満チェアマンがその後の記者会見で発表した。

「サマーブレイク制度」とは、Jクラブが海外のビッグクラブを招聘したり海外遠征を行い、選手強化を目的としたマッチメイクをJリーグ側が支援していく制度である。

 昨年は川崎フロンターレがドルトムントを招いて試合を行い、0-6で大敗してしまったが、村井チェアマンはこのような試合を来季以降は増やしていきたいと考えているようだ。

「川崎フロンターレがドルトムントを招いてコテンパンにやられましたが、今Jリーグにとって大事なのは、世界のトップのクラブチームと競い合いながら我々とのギャップを認識していくこと、そしてそれを埋めていく算段をつけていくことが極めて重要で、世界のビッグクラブとマッチアップできることを準備できるよう、進めていきたい」

 また村井チェアマンは、具体的な支援策や金銭援助については未定だとしながらも、すでに海外のビッグクラブからの引き合いがあることを明かしている。

「実はもう非公式にそこそこの格のクラブがJリーグと戦いたいという、打診というところまではいかないですけど、関心を示すリーグもあるので何かしらは実現できるだろうなと思っていますが、詳細については何も決まっていません」

 川崎Fの他、昨年の夏にはサガン鳥栖がアトレティコ・マドリーとホームで対戦し、FC東京はドイツに遠征してフランクフルトと対戦している。

(取材・文:今関飛駒)