元フランス代表指揮官のレイモン・ドメネク氏は、パリ・サンジェルマン(PSG)の失速の原因はマンチェスター・ユナイテッドに所属するFWズラタン・イブラヒモビッチを失ったことだと答えた。12日に仏誌『オンズ・モンディアル』が報じている。

 この4年間でリーグ4連覇を飾り、2年連続で国内4冠を達成したPSG。チームは前任者のロラン・ブラン監督のもとで36試合連続無敗といった並外れた記録をも打ち立てたが、今季は早くもすでに2敗目を喫し、現在3位とこれまでの勢いが失速している。

 ドメネク氏は、昨季までの絶対的エースだったイブラヒモビッチの退団がこの失速の原因だと考えているようだ。同氏は、「彼がここに一度も存在しなかったなんてフリをすることはできないよ」と昨季に契約満了で退団したイブラヒモビッチについて言及すると、「PSGは今夏に偉大な選手と偉大なリーダーを失った」と同選手の退団が結果に大きな影響を及ぼしていると語った。

 一方、今季より指揮官に就任したウナイ・エメリ監督については「彼の仕事を評価するためにはシーズンの終わりまで待つ必要がある」と返答。そして「今のところはチームを再構築する義務があるけれど、それは簡単な任務ではない」と常に結果を出すことが期待されている常勝チームの指揮を受け継いだエメリ監督にエールを送っている。

 この4年間にPSGで出場した180試合の公式戦で156得点61アシストを決めたイブラヒモビッチ。同選手の活躍に見慣れているクラブとサポーターは、チームが軌道に乗るまでもう少し辛抱して待つしかなさそうだ。