アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、選手がチームの中心として活躍するためには、ある程度以上の年齢に達することが必要だという持論を展開している。12日にクラブ公式サイトが同監督のコメントを伝えた。

 サッカー界には10代のうちに頭角を表す選手や、20歳前後で強豪クラブの主力として活躍する選手も多い。アーセナルでも21歳のDFエクトル・ベジェリンが不動のポジションを確保し、20歳のFWアレックス・イウォビも出場機会を増やしている。

 だが、そういった選手は例外的であり、通常は一定の経験が必要だとヴェンゲル監督は語る。「本当のサッカー選手になるためには、23歳にはなっていなければならない。仕事について学び終える前には、素晴らしい試合をしたかと思えば、次は平凡な試合になってしまうようなこともある」

 ベジェリンやイウォビのように、「1人や2人は並外れたタレントがいることもある」としながらも、「チームの核は23歳から30歳であるべきだ」とヴェンゲル監督。クラブに限らず代表チームでも同様であり、「若いチームで大会に勝利することはできない。何か大きなものを勝ち取るためには、ある段階でメンタルの方がより重要になるからだ」と経験の必要性を強調した。

 アーセナルが今季サンフレッチェ広島から獲得した21歳の日本代表FW浅野拓磨は、労働ビザ取得の問題もありドイツ2部シュトゥットガルトへ期限付き移籍している。ヴェンゲル監督の述べる適正年齢に達する頃には、アーセナルの主力の一角を占めることができるだろうか。