アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、イングランド代表のガレス・サウスゲート暫定監督がそのまま正式監督として指揮を執り続けることを支持している。13日付の英紙『ガーディアン』などが伝えた。

 イングランド代表では、今夏のEURO2016終了後から指揮を執っていたサム・アラダイス前監督がスキャンダルにより辞任。代役として、これまでU-21代表を率いていたサウスゲート監督が年内の試合ではチームを率いることになっている。

 来年以降に向けた新監督としては様々な候補が挙げられており、アーセナルとの契約が来夏で満了するヴェンゲル監督もそのひとり。だが、「代表監督はイングランド人がやるべき」と先日コメントしていたヴェンゲル監督は、サウスゲート暫定監督にはそのまま正式監督を務めるだけの力があると主張した。

「イングランドでは、常にビッグネームが要求される。それが難しいところだ」とヴェンゲル監督。ビッグクラブなどを率いた経験のないサウスゲート監督はビッグネームではないとしても、「私にとって何より重要なのは、本人の能力だ。能力があれば、自分自身で名声を高められる。彼にはそのチャンスがある」と続投を支持している。

 暫定監督に率いられたイングランドは、現地時間8日に行われたロシアW杯欧州予選マルタ戦に2-0の勝利を収めたあと、スロベニアとは0-0のドローに終わった。11月には隣国スコットランドとの大一番が控えており、この試合に勝利したとすればサウスゲート暫定監督に正式監督就任のオファーが提示されるのではないかとの見方をイギリスメディアは伝えている。