バルセロナのルイス・エンリケ監督は、現役引退後に「バルサ会長になりたい」と語ったDFジェラール・ピケの夢を後押ししている。14日付のスペイン紙『マルカ』などが会見での監督のコメントを伝えた。

 地元バルセロナの出身であり、クラブのカンテラ(下部組織)育ちのピケは、バルサやカタルーニャへの愛情が人一倍強い。その愛情が行き過ぎて騒動を生むこともあるが、自身の将来については「バルセロナの会長になりたい」と語り、現役引退後もクラブのために尽くしていきたいという思いを表明している。

 L・エンリケ監督は、そのピケの夢が現実となる可能性も十分にあると考えているようだ。「彼はバルサにとって、何でもなりたいものになることができる。監督でも、会長でも…。熱烈なバルサファンであることが理由の1つ目、十分に覚悟ができていることが2つ目だ」と指揮官はコメントした。ただし、ピケは「監督として自分自身を見たことがない」とも話しており、バルサの監督を務めたいという考えはなさそうだ。

 そのピケは先日、スペイン代表のユニフォームの"袖"を巡る騒動をきっかけとして、2年後のロシアW杯を最後に代表から引退することを表明した。だがL・エンリケ監督は、「W杯はまだまだ先だ。何か情報があるたびに重要視するのは間違っている」と、現時点での宣言に対しあまり大騒ぎする必要はないとの見解を示した。

 リーガエスパニョーラで現在4位に位置しているバルセロナは、現地時間15日に行われる第8節の試合ではホームでデポルティボと対戦する。