今季末で満了となる契約の延長か、退団して移籍か。レアル・マドリーのDFペペの周囲が騒がしくなってきている。しかし、本人の希望はあくまでマドリー残留だ。18日に行われたチャンピオンズリーグの試合後、スペインのテレビ局『アンテナ3』に対して今の心境を語った。

「僕は落ち着いている。マドリーを助けたいし、このクラブを心の底から愛している」

 2007年からマドリーに在籍し、今季で10年目を迎える33歳のベテランDFはクラブへの愛着を口にする。『ミラー』紙など英国メディアは契約満了にともないフリーでチェルシーへ移籍するのではないかと報じたが、その気は一切ないようだ。

「このクラブに関わる人々は、ここが僕の家だということを知っている。これまでも話してきたように、最後の瞬間までマドリーにいたい。僕の目標はここで引退することだ」

 他クラブへの移籍が眼中にないことを強調したペペ。残り少なくなった自らのキャリアをマドリーで全うすることこそがプレーを続ける目的であると宣言した。夏にはポルトガル代表として欧州制覇に貢献し、年齢を重ねて1年を通じてのフル稼働が難しくなってもパフォーマンスを高いレベルで維持できることを証明している。

 マドリー側はペペとの契約延長交渉を始めておらず、その動向は不透明なままだ。しかし、百戦錬磨の33歳は「クラブが僕のことを呼べば、それが最初の解決策」と、新契約締結の呼びかけがあればすぐに応じる構えを見せている。

 トニ・クロースやルカ・モドリッチとの新たな長期契約を発表したばかりのマドリーは、ガレス・ベイルやクリスティアーノ・ロナウドとの重要な契約延長交渉も控えている。そのため長年在籍し退団の心配がないペペとの交渉が後回しになっているのかもしれない。