10月10日、アップルの株価は2%近い上昇となり、年初来高値を更新した。iPhone 7のローンチがほぼ成功との見方が流れる一方、競合のサムスンはGalaxy Note 7のリコール問題を受け、株価が下落した。

アップル株は116ドル以上に上昇し、2015年12月8日以来の高値水準に達した。ここ5ヶ月の上昇率は28%となっており、株主らはこの夏の成果を受け取った形だ。今年5月13日の時点で、アップル株はわずか90.52ドルで取り引きされていた。

ここ数ヶ月の値動きはiPhone 6S/6S Plusに続き、同社が次世代の成長エンジンとして望みをかけたiPhone 7/7 Plusのリリースの流れに呼応している。売上データはいまだ未公開だが、業界筋の見方では堅調な実績が予測されている。マーケティング企業Fiksuのデータによると、最新バージョンのiOSは過去最も速いペースで普及が進んでいる。

一方、アップルの最大のライバルであるサムスンはGalaxy Note 7の深刻なトラブルに直面している。Note 7はリコール後、顧客らに交換端末が与えられたが、交換後のデバイスがまた爆発したとの報告が複数あがった。通信キャリアの多くはNote 7の販売を停止した。当然ながらサムスンの株価は値下がりし、10月10日の日中取引で1.5%の下落となった。

サムスンの苦境は他のアンドロイド端末メーカーらの好機だ。また、アップルがさらにiPhoneの売上を伸ばすことにつながり、同社の株主にとっては良い報せと言えるかもしれない。

Brian Solomon