米大リーグでの活躍をへて広島に復帰して2年目の黒田博樹投手(41)。25年ぶりにセ・リーグ優勝を果たしたチームの原動力となりましたが、JR広島駅などで販売されている『黒田の男気弁当』(税込み1200円)は大人気商品です。

 フタには黒田のりりしい肖像画が描かれ、中身も右腕の武骨さをイメージしてたこ焼き、焼きそば、鶏唐揚げ、ポテトフライなど“重い”メニューばかり。昨年購入した際には、『一球の重み』と書かれた紙に包まれた特大おにぎりに圧倒され、具が煮卵だったのにはびっくり。“アラフィフ”の私の胃袋は制圧されました。

 ところが今年、購入してフタを開けると、あのおにぎりは姿を消し、肉巻きにぎり2個が中央に鎮座。こじゃれた若いカップルが六本木あたりで食べていそうな肉巻きとは何事か。昭和の気風を失ったのか。

 それは誤解でした。箸で挟むと腕がプルプル震えるほど重く、肉汁もべっとり。完食後は「今年も俺の負けだ」と認めざるをえませんでした。黒田は今季限りで現役引退の可能性がささやかれていますが、来年もぜひ“再戦”を申し入れたいです。 (運動部・宮脇広久)