ヤンキース田中将大投手(27)が右前腕部の張りのため、26日(日本時間27日)に予定されていたブルージェイズ戦の先発を回避することが決まった。22日のレイズ戦前にジラルディ監督が明らかにした。5日間はボールを使わずに調整し、レギュラーシーズン中に復帰できる見通し。

 21日のレイズ戦に先発し、6回を4失点で勝利投手となったが、登板後に違和感を覚え、一夜明けたこの日に磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた。患部は故障を抱えている右肘靱帯ではなく、前腕部の手首寄りで症状は軽いという。

 今季開幕投手を務めた田中は、先発陣の柱として31試合に登板。3年目で自己最多の14勝(4敗)を挙げ、21日時点で防御率3・07でリーグトップにつけている。

 2014年7月に右肘靭帯の部分断裂が見つかったが、トミー・ジョン手術(側副靭帯再建手術)ではなく、PRPと呼ばれる多血小板血漿療法を受けた。当時の地元メディアは「今すぐ手術するべきだ。何をぐずぐずしているのか」との論調が大半だったが、今季の安定した投球から、「手術をしなかったのは正しい選択だった」(ニューヨーク・デーリー・ニューズ紙)と田中の決断を支持する声も上がり始めたところだった。